ミトコンドリアの解析でわかることがある。
ミトコンドリアのDNAが2つの集団でどれくらい異なっているのかを調べる。そうするとその差異率を達成するのに必要な年数がはじき出される。当然差異が大きいほど昔に分化し、小さい集団は最近分化したことがわかるわけだ。そうすると、大体8万年ほど前にアフリカから旅立った集団があり、それが6万年前頃にアジアに広がったらしい。しかもわずか数百人から今の人口にまで増えたと考えると、それはそれは凄いことではないか。
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