品格の問題

最近、家の郵便受けに毎日の様に政党のパンフレットやビラが入ってきます。ま、2党だけなんですけどね。

片方は共産党。いつもながらと言うべきか、大阪にいた時代から彼らの主張している内容を読めるのはなかなか面白くて良いです。多分に理想主義的な部分はあるのですが、彼らの立ち位置から考えてもそうですし、日本にもちゃんと理想主義的な主張を行う政党は必要だと思っているので、なかなか好ましく思っています。もちろん投票するかどうかは別問題なんですけどね。

で、冊子を入れてくるもう一方の政党が自民党。しかしこの内容が、与党とは思えないヒドイ内容です。昨日、一昨日と入っていたのは

『政治は、ギャンブルじゃない。
国の基本政策もまとまらない民主党の「お試し政権」に日本を任せられません。』

という表紙の冊子。中を読んでみると、安全保障、教育、憲法・国家観の3点について民主党の主張を批判し、その後で何をやるのか全然中身の分からない自分たちの主張を掲げています。いや、なんかそういう抽象的な話はどうでも良いので、数値目標をちゃんと掲げて、

こういう国を目指すために、こういう金額をかけて、こういう目標値を、何年で達成します

ってくらい言えんのか? すくなくとも政権与党であるあんた達は、それくらいのことを言う義務があると思うんだが。野党だったらこういう書き方のパンフレットを出しても許されるが、与党がやる事じゃないぞ、これは。

さらに今日入った冊子がさらにヒドイ。

「知ってビックリ 民主党 これが実態だ!!
労働組合が日本を侵略する日 民主党にだまされるな!」

って書かれています。で、中身はそういう系の話を「恐怖 その1」から「恐怖 その5」として書いています。

はっきり言いますが、別に労働組合は悪じゃありません。同様に経営者が悪なのでもありません。

労働者を軽視し使い捨てる経営者や、経営のことなど考えず、ろくに働かずに権利ばかりを主張するの労働組合が悪なわけです。

で、物事には一長一短があるので、そりゃある層にとっての良い政策が、他の層にとっては悪い政策だったりするのは当たり前でしょ? で、じゃあ自民党はどうなのよ? どこに向けてどんな政策を考えてるのよ? ってのが書かれていないんですよ、この冊子。

もう与党の体をなしていません。こんな政権担当能力のない政党には任せられないなぁ、という気がしてきます。たしか2代くらい前の、政権を放り出したバカタレ首相が

「国家の品格」

みたいなことを言ってましたが、それを言うなら問いたい。

「与党の品格」

ってのは要らんのか? はっきり言ってこの2種類のパンフレットは下品以外のなにものでもないわ。与党なら与党らしく勝負してくれば、まだ投票先をどうするか考えないでもなかったけど、

こんな下品なパンフレットを平気で配る「自民党」とかいう与党とも思えん3流政党には、絶対に投票してやらん!