「あかつき」報道公開参加

金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の報道公開に行って来ました。詳しくはこちらにレポートしています。

さて、こちらはブログなので、いろいろ感じたことのみを書きます。

相模原キャンパス自体は仕事でも行っていますので行き慣れた場所なのですが、一般公開ではなかなか入れない場所に入りました。特にここのクリーンルームは初めてです。クリーンルーム自体は6年程前は液晶パネル工場のクリーンルームにしょっちゅう入っていましたし、慣れたモノです。ちなみにここのクリーンルームはエアシャワー1回で入ることが出来ますから、そんなに空気清浄度が高いというわけではなさそうです。液晶パネル工場の最もレベルの高いところでは、クリーンルーム内に、さらにエアシャワーが必要な場所などもありましたから。そこまでの清浄度は必要ないと言うことでしょうか。

さて、今回の報道公開ですが、「あかつき」よりも、その機構の特異さから、どうしても「IKAROS」の方に質問が集中した感がありました。実際、セイルの展開の際に出るであろう振動をどのように抑えるのか? という質問に対しても、構造減衰とニューテーション・ダンパーによるアクティブ制御を導入しているそうですが、無重量下での実験は出来ないため、あくまでもコンピューターシミュレーションによるチェックだけしか出来ていないとのこと。つまり上手く開いて、振動も予定通り収まるかは、やってみないと分からないわけで、そういう意味でも成功すれば世界初の技術を獲得することになります。

またセイルには重量物を取り付けるわけにはいかないため、太陽電池もこれ専用に薄膜太陽電池を開発しています。宇宙用の太陽電池では変換効率20%程度が通常ですが、この薄膜太陽電池では5%程度。ただし重量あたり発電効率は同じ程度になっているそうです。

あとは、いろいろと面白そうなネタを、もう少し時間をかけながらブログにアップしていきます。