一瞬

カメラでも一瞬を捕らえるのは難しい。何しろ露出時間を短くしようと思えば、フラッシュを当てるなりなんなりして、撮影したいものをより明るくする必要があるからだ。

ミクロの一瞬写せるストロボ 世界最短発光、東大研成功
世界最短の光:東大がアト秒単位の発光実現 電子さえ観察

カメラで最も短い露出時間は1/12000秒。記事のは約1000兆分の1秒。1/1000000000000000秒と書けばすごさがわかるか。原子の動きを止め、様々な物質やたんぱく質、DNAに至るまで原子単位で写すことが出来るようになるようだ。これまで確認できなかったコンピューター・シミュレーションによる計算の結果が正しいかどうかを判断できる日が近づいているのかな?

天体写真

確かにデジカメを使用しての天体写真は、すごく楽になった。

意外と簡単なデジカメ天体写真──ソニーセミナー体験してきました

なにしろフィルムだと写った様子がすぐにはわからないし、長時間撮影をやったときに出てくるフィルムの浮きなども心配しなくても良い。まぁ、電池の持ちは気にしないといけないが、短時間の撮影ならどうにでもなる。

そういえば以前、カメラ付き携帯電話で撮影する天体写真というコーナーを作ったが、あれでも撮影できるくらいだからなぁ。機材さえそろえれば、誰でも手軽に出来る時代になった。もっとも、センスは必要だが。

いつリフトオフ?

いつリフトオフ出来るだろうか?

北海道に人工衛星企業 農業用に特化、顧客獲得へ

概念設計が終わっているということは、これから実物を作るということだろうが、試験機を作り、振動テストなどの様々な試験をした上でになる。実際の衛星はだいたい5年くらいかかるから、2008年までに打ち上げということは、3年ほどでやってしまおうということになる。

とにかく今は「頑張れ!」とだけ、エールを送ろう。

専用観測機

ガンマ線バーストの正体を明かせるか?

ブラックホール観測機を打ち上げ NASA
宇宙の大爆発、素早く観測 NASAが衛星打ち上げ
米国がガンマ線バースト観測衛星打ち上げに成功

未だによくわからないのが、この「ガンマ線バースト」。超新星爆発の一種だとか、ブラックホールの合体で起きるとか、まだまだ謎に包まれている。専用の観測機が準備されたことで、この謎解きになれば、と思う。

リターンマッチと引退と

ようやくリターンマッチが決定した。

H2A打ち上げ、2月にも再開 気象衛星搭載見込み

H2ロケットの失敗によって失われていた気象衛星の代替機がようやく打ち上げられる見込みだ。世代はH2Aロケットに変わったが、こちらも再びリターンマッチだ。これが成功すればようやく日本の宇宙開発も元の道に復帰できるだろうか。

日本版シャトル拠点閉鎖へ、投入22億円・飛行3回

しかし一方で残念な話も。どうも日本の宇宙開発にはポリシーというか戦略が感じられない。何のためにやっているのかがさっぱりわからないのだ。だからこんな事にもなってしまうのだろう。