コミックの世界がうらやましい?
たまたま同じ日だったので、こう書いたが・・・
21日の経団連の発表を受けてではないだろうが、H2Aの打ち上げも成功したこのタイミングで、長期計画が発表された。やはり月面基地も15年以上経つにもかかわらず、計画に載せられている。ただし、少し違うのは有人計画にも含みを残したあたりだろうか。
で、今日は本屋で太田垣康男著「MOONLIGHT MILES」の10巻を買ってきた。今回は2018年が舞台になっているが、これって13年後。さぁ、現実はこのコミックのように上手くはいかないんだろうなぁと思いつつも、これくらいの時代には月に再び人類が立っていて欲しいと思うのも事実。そのためには何が必要なのか?国民のコンセンサスを始め、問題は山積みのままである。
天文・科学関連ニュース
H2A、補助ロケット回収へ 引き揚げ可能か検討
H2A:打ち上げ成功 技術改良と組織改革が結実
H2Aロケット打ち上げ 「民間の熱意」結集
ビジネスとしてはまだまだ大変
H2A打ち上げ成功から一夜明けた。ビジネスとしてはこれからとなる。
宇宙機構理事長「H2A、実績積み競争力を」
H2A成功で衛星ビジネスに一歩…課題も山積
世界的にはロシアが信頼性もコストもトップだ。アメリカも長らく使用をやめていたデルタ3を再投入してきているし、小型衛星はペガサスロケットを擁する民間企業もある。日本はヨーロッパのアリアンと組んでのブランド力アップを以前に表明しているが、衛星そのものの発注が減ってきている。しかもブラジルも独自の打ち上げ能力を確保しつつあるので、衛星を打ち上げられる国自体も増えてきている。これからは日本国内の民間企業がどんどん衛星を利用したビジネスを考えていくことが必要となるのかもしれない。
天文・科学関連ニュース
H2Aロケット:土俵際で意地、やっと成功 安堵の関係者
H2A:打ち上げ成功 技術改良と組織改革が結実
H2A7号機の成功、開発機構に安堵広がる
H2Aロケット7号機、打ち上げ成功…衛星を分離
H2A7号機の成功、“ロケット野郎”もホッ
打ち上げ成功!!!
いやぁ、とりあえず一安心。
H2Aロケット打ち上げ成功、商業市場参入へ再スタート
H2Aロケット7号機打ち上げ成功 衛星を分離
H2Aロケット:多目的衛星分離、打ち上げ成功
H2Aロケット7号機、打ち上げ成功 運輸多目的衛星を軌道投入
H2Aロケット7号機、打ち上げ成功…衛星を分離
夕方に通信系にエラーが発生し、X-60でホールドされたときはどうなることやらと思ったが、無事打ち上がって良かった良かった。しかも分離も成功したことからロケットとしては100%上手くいったこととなる。
あとは衛星の方がちゃんと動くかどうかだが、まぁこれはロケットの問題ではないので、何とも言えないが、地上試験も問題なく突破していたようなので、無事動作すると信じたい。
今回の打ち上げは「日本の技術力」に焦点が当たっていたが、実際にはもう一つ「国際公約を守ることが出来るか」が問われていたのだ。アジア・太平洋地域の気象衛星を運用することは日本の国際公約であるし、しかも今回のMTSATには航空管制の国際システムを構築する目的もあるので、ちゃんと打ち上がるのはもちろん、動いてもらわないと困るのだ。
天文・科学関連ニュース
H2A7号機、26日夕打ち上げへ・発射点に移動
H2A、発射点に移動・26日夕に打ち上げへ
H2A打ち上げ時刻繰り下げ 地上との通信に異常
H2A、発射地点に移動 直前準備に入る
H2Aロケット:種子島宇宙センターから打ち上げ
H2A、発射地点に…夕方打ち上げへ準備着々
いつ惑星は撮影されるのか?
今回は木星の40倍程度の大きさの星だ。
星の周りをまわる褐色矮星、すばるが発見
おうし座域に褐色わい星、すばる望遠鏡とらえる
木星の13倍未満なら惑星と見なされる。これまでは直接その姿をとらえられたことはないが、そろそろ観測技術も観測の手順というか技というかも磨かれつつある。今回も牡牛座方面ということで、新しい星が生まれつつある場所なので、惑星が生まれていた場合、狭い領域を徹底的に観測することで、発見しやすい環境にあることは間違いない。このまま、牡牛座、オリオン座のあたりで、初の惑星が撮影されるかもしれない。
天文・科学関連ニュース
H2Aロケット:7号機、26日夕に打ち上げ
H2A、26日に打ち上げ 新気象衛星を載せ
「早く宇宙に」 野口さんの宇宙遊泳訓練、NASA公開
ディスカバリー:野口さん宇宙遊泳訓練
ディスカバリー搭乗の野口さん、船外活動の予行演習
断念・・・
打ち上げが決定した。
H2Aロケット打ち上げ、26日午後に
H2A:26日に7号機を打ち上げ JAXA
H2A、26日に打ち上げ
が、仕事が火を噴いて、今回の取材を断念せざるを得ない状態に。くそぉ、種子島行きの飛行機や宿まで全部押さえてたのに・・・夏の打ち上げでリベンジするか。
天文・科学関連ニュース
3万2千年ぶりに目覚めた 太古の微生物、NASA発表
風邪引き
やれやれ、ロケット打ち上げも近いというのに、何とも情けない状態になってきた。風邪引きで体がボロボロ。医者からもらった薬で何とか保たせているものの、ほんとに種子島行きに耐えられるのか?本格的に体調を整えないと。とはいえ、予約した飛行機は明後日の朝だから、もう全然時間はないんだけど。
二転三転
流氷ですか・・・
つい先日、生命の存在可能性有り、その後その可能性なし、と話がころころ変わった火星の生命の話だが、今回は「存在しても不思議ではない」という程度のネタであろう。まぁ、液体の水が存在する可能性もあるわけだから、過去、海が存在した時代に生命が発生していれば、その生き残りがいるかもしれない。まぁ、まだまだわからないことだが。やはり探査機でそこまで行かないとダメか。
予定変更
予定を急に変更することに。
H2Aの打ち上げ、天候回復すれば26日に
H2A打ち上げ、強風で26日以降に延期
H2A打ち上げ、26日以降に延期 天候不順で
H2Aロケット:7号機の打ち上げ、26日以降に延期
とりあえず今日の移動はキャンセルし、25日と26日の移動手段を確保した。あとは帰りをいつにするかだが・・・
天文・科学関連ニュース
民間宇宙飛行、政府規制の是非めぐり攻防 米議会
もっと言ったれ!
「議員が動かないなら俺たちが!」というわけでもないのだろうが・・・
ようやく少しずつ動き始めた感じだ。実は15年ほど前にも大手ゼネコン連合が「月基地建設」を訴えたことがあった。それらの計画はNHKが当時放映した「スペース・エイジ」というNHKスペシャルに反映された。さぁ、今度はゼネコンだけではなく経団連としての要望。規模は大きくなったし、そろそろ本格的に宇宙がビジネスに使える環境が整い始めたということなのだろう。
総合的研究
天文をやってると、空だけ見ていればよい、というわけにはいかない。
電波天文学を研究している研究者には化学の知識が必要となる。宇宙には様々な原子や分子が出す電波が飛び交っており、その構造を知っていないと電波を発した物質が何かを特定できないからだ。
それと同様、星の構造を研究する上でも、さまざまな分野の研究結果を応用する必要がある。今回はコンピューター・シミュレーションの結果と言うことだが、物性の研究結果が天文学の研究に応用されることになる。世の中は分野ごとに細分化されているように見えるが、実は優秀な研究者ほど自分の領域にとらわれず、常に関連しそうな他分野の結果をウォッチしているものなのだ。