午後から、大津市歴史博物館で開催された古文書を読むというか、古文書について学ぶ会に行って来ました。申し込みが必須で、一般の参加費は500円、歴博の会員なら250円だそうです。

全3回ですので、あと2回ほどあります。

さて、今日は古文書の定義を最初に行い、その後は古文書の書かれ方についての講義でした。古文書の書かれ方には普段使われる「堅紙」と、急ぎの時に使われる「折紙」があるそうです。今回は折紙の読み方を最初にやりました。テキストは個人蔵の「明智光秀書状」です。延暦寺の焼き討ち前に、大津地元の土豪を味方に引き入れるための書状だそうです。

しかし、紙面がごちゃごちゃして読みにくい。なんでだろうと思ったら、最初から最後まで書き終えた後、追伸を紙面の頭から余白や行間に小さい文字で書いていくというやり方だそうです。道理で読みにくいはずだ。

そしてもう一つのテキストは正親町天皇のテキストだそうです。こちらは「散らし書き」という書き方で、大きな字で右から左に紙面に文字を散らしながら書き、右端まで行っても書き終えられなければ、一回り小さな字で再度右から書いていくという点。明智光秀のも読みにくいけど、こちらもですね。

次回はまさに古文書を読むことになります。

 

今月の歩数:99,870歩
今日の体重:66.7kg