皆既月食(敗戦)

今日はスーパームーンで皆既月食。うん、晴れてれば…

テレビの中継では北海道や東北は観測できたようですが、残念ながら滋賀県大津市はダメ。月の位置すら分からないベタ曇りですよ。これでは見えないなぁ。

皆既月食は比較的見られる機会が多いので、次回に期待です。というか、やはり皆既日食を観に行きたいなぁ…

今月の累計歩数:123,459歩
今日の体重:74.6kg

M87中心核

「自慢のジェットで 敵を討つ」

のジェットが出ていることで知られているM87銀河。ウルトラマンの故郷はここにしたかったそうですが、勘違いでM78になってしまったという経緯があるとかないとか。

ともかく、この銀河の中心核にはブラックホールとその周囲に降着円盤があることが知られていました。これは1990年代にはハッブル宇宙望遠鏡で撮影が行われています。ですが、中心核の、そのまた中心を拡大するところまでは行っていませんでした。

昨日の発表は、解像度を上げやすい電波望遠鏡を利用しての撮影でした。そしてそれがこれまで理論計算で作成されてきたブラックホールの想像イメージとよく似ていたので、研究者も大騒ぎをしていたわけです。確かに、私も学生時代はこのイメージ作成をやっていましたので、

「よくここまで写ったなぁ」

と感心しました。これからはこの画像がいろんなところで使われるようになるんだろうなぁ。というか、次の大阪市立科学館友の会例会で「解説をお願いします」とか言われそうだ。

今月の歩数:110,952歩
今日の体重:73.3kg

大阪市立科学館友の会総会

本日、大阪市立科学館友の会の総会でした。これが終わると、あとは仕事絡みの総会と、高校の同窓会総会だけとなります。ようやくいろんな会が終わるのです。

今日の総会は、いつも特別講演会があります。今回は重力波をテーマに、京都大学基礎物理学研究所の木内准教授にお話しをしていただきました。重力波の発生から、観測について。そしてブラックホール同士、中性子星同士で、どの様な違いが生まれるのかなど、いろんな話が聴けて良かったです。まぁ、あとで会員さんからの質問に答えられる範囲で答えるというおまけは、いつも通りついて回ったのですけど。

いずれにせよ、こちらが準備しなければいけない総会はこれで終わり。あとは参加するだけのものですので、なんとか一区切りつきました。あー、明日はゆっくり寝よう。

 

今月の歩数:136,230歩
今日の体重:73.0kg

皆既月食

本日は皆既月食なり。大津は皆既直前で曇ったそうですが、東京は見事に晴れておりました。

いつもなら

「よし!撮影だ!!」

となるのですが、残念ながら手元にまともなカメラがない…あるのはスマホだけ。カメラの能力が低すぎてというか、レンズもダメだし、カメラとしての機能がダメダメなので、ろくな写真が撮れません。

 

 

 

 

 

うーん、赤いのはわかる。でもボロボロ。拡大すると何が何やら…三脚すらない状態だし、そもそもレンズが小さすぎるわ。ISO上げても使えないし、シャッター速度を変えてもダメだし、まー、あきませんね。仕方が無いか。

 

今月の歩数:237,119歩
今日の体重:未計測

銀河フェスティバル(in Zest御池)

今日は朝から京都のZest御池へ。去年も開催した「銀河フェスティバル」というイベントの手伝いです。

去年と違い、今日は自分が喋らなくて良い。これは大きいですね。去年は3日やって、3日とも講演会の講師をやり、しかも毎回違うネタを喋りましたからねぇ。今年は私も含めて講師が6人いますから、自分のネタだけに集中可能です。

というわけで、次回の8月にアサインされている私は、今日は司会のみ。あー、楽で良いわぁ。

そして明日は琵琶湖一斉清掃。さぁて、早起きしなくちゃねー。

 

今月の歩数:295,679歩
今日の体重:68.8kg

「宇宙に『終わり』はあるのか」

「宇宙に『終わり』はあるのか」
 吉田伸夫著
 講談社刊

どちらかというと、理論系の部分をしっかりと解説している感じです。観測の技術に関する部分はあまりないですね。

とはいえ、宇宙論、銀河の進化、恒星の一生、ブラックホール、最近流行の系外惑星と、押さえるべき所は押さえています。しかも、これまでは規模でまとめながら解説する本が多かったのですが、今回は宇宙の歴史を追いかけながら、それぞれの時代に特徴的な話題を散りばめています。

そういう意味では、宇宙の歴史を追いたい人には向いています。また、天文学や宇宙物理学に明るい人には、使い勝手の良い本に仕上がっています。

ただし、これから勉強したい人に対しては、ちょっと微妙かも。スケール感がバラバラですので、これで勉強するのはしんどい気がします。

出も良く出来た本だと思います。

 

今月の歩数:157,582歩
今日の体重:68.4kg

今、宇宙系で面白いネタは?

という話を、大阪市立科学館友の会で話をしていたのですが…

いやー、ないっすねぇ…困ったもんだ。全体的に小粒だったり、日本で研究している人が居なかったり。もしくはちょっと旬が過ぎた、または今のタイミングじゃない。あとはデータが全然出て来ない。

いやぁ、困りましたねぇ。例えば太陽系内で言うと、金星の「あかつき」はデータが出て来ない。「はやぶさ2」はまだまだ先。「ドーン」「ジュノー」「カッシーニ」は国内に研究者が(ほぼ)いない。

「重力波」は旬が過ぎた、またはもう少し先。

「太陽」は特に大きなネタがない。「系外惑星」も「太陽系外縁」も、ちょっと話が小粒になってきた。

「地球外生命」も微妙。「SETI」は面白いけど、大きな動きがない。

唯一思いついたのが、「暗黒矮小銀河」。特に矮小銀河に関する話題は、日本ではあまり語られていないし、書籍も出ていません。しかも先月、近畿大学の方がそういう論文を出しているので、ちょっと良いかも。この週末に少しアクセスしてみる予定です。

 

今月の歩数:164,403歩
今日の体重:68.0kg

重力レンズ望遠鏡はダメです

NASA、太陽をレンズにする「重力レンズ望遠鏡」コンセプト発表。825億km彼方に配置し系外惑星を詳細観測

これ、正直かなり無駄だ。もう15年くらい前にCONTACT Japanのワークショップの一環で検討したことがあります。そして即、自分の中で却下しました。とにかく、太陽の向こう側にある天体にしか使えない。つまり、見たい天体と望遠鏡の間に太陽がやって来る配置にしないといけない。そうなると、見たい天体が出来る度に場所を動かさないといけないわけですが、太陽から550AUも離れた所にあるものは、そう簡単に移動させられない。新たに配置しようにも、ものすごく時間がかかる。

それで撮れる映像が、100光年離れた惑星の1000ピクセル四方の画像だなんて、効率が悪すぎます。

正直、10光年離れたところなら、1万km離した光学干渉計で同様の解像度を達成した上で観測できます。100光年離れた所を狙うでも、10万km離せば充分なのです。もちろん望遠鏡の口径もそれなりには必要ですが、100mくらいの口径で行けます。しかもこいつらであれば、配置を換えて様々な方向を狙って観測することが出来ます。

つまりですね、この重力レンズ望遠鏡なるモノは、無駄な投資にしかなりません。地球-月系だけで十分出来ることに、こんな無駄なお金をつぎ込む必要はありません。

と、これは、私は即時却下した理由です。

 

今月の歩数:142,570歩
今日の体重:68.1kg

京都銀河フェスティバル打ち合わせ

今年も準備を開始しました。まずは6月24日(土)にZest御池にて開催です。昨年は3日とも市役所前広場でしたが、今年は地下駐車場に近い御幸町広場になるようです。

フロアガイドで見る限り、市役所前広場とは広さが異なりますね。これはちょっと下見をしないとダメっぽい。どこかで行ってみないとダメですね。

あと、内容については基本的に去年と同じ。しかし、ミニ講演会については、良い感じのネタが思いつきませんので、さてどうするか…いろいろと考える必要がありそうです。

 

今月の歩数:94,139歩
今日の体重:69.0kg

7つの惑星

40光年彼方に地球サイズの7惑星

朝、NHK BSのワールドニュースで見ました。フランスのF2やスペインのTVEでも取り上げられていました。まぁ、使われている画像などはちょっと…というのもありましたし、正直

「そこまで大騒ぎするネタか?」

とも思いましたが、一つ新しいとすると、結構近いところなので観測もしやすいところですかね。あとは地球サイズのモノばかりなので、親近感が湧くというのもあるかもしれません。

まぁ、実際問題として、地球サイズであること自体は、生命発生の条件としてあまり重要だと思っていなくて、大気を引き留め、ガスジャイアントにならない程度の重力、水の供給源あたりが重要なわけで。

まぁ、同じ様なネタならグリーゼ581系とか、 かに座55番星などもあるわけで…一応、新たな候補として面白いのが出て来たというところでしょうか。

 

今月の歩数:193,939歩
今日の体重:68.5kg