「ヴィンランド・サガ 第14巻」
 幸村誠著
 講談社刊

ようやく奴隷編が終了です。次巻からは新章突入です。ようやくヴィンランドに渡るのかな? ちなみにヴィンランドというのは現在の北アメリカ大陸、カナダ東岸辺りを差します。西暦1000年頃はブドウが自生していたそうで、到達したヴァイキングがそれを見て「ヴィンランド(ブドウの地)」と名付けたのが最初です。

当時は今よりも暖かかったそうで、グリーンランド南岸に森林があったり、それをベースに街が建設されていたりしていたそうです。北アメリカ大陸にもグリーンランド経由で渡っていたらしく、ニューファンドランド島でヴァイキングの船の残骸が発見されているのが最南端だそうです。というわけで、ヨーロッパ人で初めてアメリカ大陸を見つけたのはコロンブスではなく、ヴァイキングの一派だというのがほぼ定説になっています。サガによると、レイフ・エリクソンという人物がヴィンランドに行ってきたという話を残しています。

というわけで、1巻から登場しているレイフ・エリクソンはサガで紹介されている、おそらくは実在した人物です。ようやく彼が活躍することになるのかな?

 

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