サンデースポーツで「プロ野球の未来を考える」ってのをやっていて、いろんな人がいろんな事を言っていたので、個人的に思うことを書いてみます。

まず、ルールがダメ。オリンピックの話にも絡むけど、球技の場合コートの大きさとかボールの大きさ・重さ、そしてルールが世界基準で統一されています。
対して野球の場合、まず、球場によってグラウンドの大きさがバラバラ。だからホームランの数に統一性がない。ボールの大きさ・重さも基準は一応あるものの、国際試合になると
「日本の球と違うので…」
という解説を必ず聞きます。おかしくないか?
しかもストライクゾーンも違う。ずいぶん合わせてきたけど、国によって違うのは問題でしょう。

つまり、ルールに地方差があるため、統一されていない。これじゃオリンピック競技には相応しくない。

続いて国内の話。プロ野球は企業の都合に振り回されすぎ。コミッショナーが権限を持っていないので、改革が進まない。
しかもプロとアマの交流がほぼない状態。本来なら世代別を管理するのも、一つの団体の中で、担当部局が対応するべきなのに、そうなってない。アマチュア連盟、高校野球連盟、NBPがバラバラの組織。これじゃあね…サッカーのような年代別下部組織から一貫した組織になっていないしね。

さらに指導者の問題。サッカーの場合はコーチや監督になるにはライセンスが必要。野球にはこういうのがない。バレーボールやバスケットボールにも指導者ライセンスがあるのよ。

こういったことを一つ一つ、地道に改善しない限り、未来は無いと思うなぁ。

番組ではTwitterからの投稿で「延長戦問題」について「タイブレーク制」も出てはいたけど、それはどうでも良い話。延長戦はあっても良い。もしそこを改革するなら、9回裏で決着がつかなければ引き分けにするべきだと思うな。タイブレークは中途半端。特にプロ野球は9回引き分けとし、サッカーみたいに勝ち点制を導入すれば良い。そうすると引き分けの多いチームが不利になるので、勝ち数と勝率との齟齬がなくなるよね。

ただし高校野球みたいに決着をつけなきゃならない場合は、何か考える必要があります。サッカーのPKみたいなのが出来ると一番良いんだけど。

 

今月の歩数:63,911歩
今日の体重:70.3kg