今日もNEW EDUCATION EXPOです。

たまたまセミナーで隣に座ったのが中学校の英語の先生でした。彼女は教務主任もしているそうで、

「今年はアクティブラーニングに取り組もう」

と号令をかけているんだそうな。で、理科や社会ではこんな実例があるらしいよ、と話を振っているけれども、肝心の英語ではどうやったら良いのかさっぱり分からない、と。

アクティブラーニングは、これまでの、生徒が受け身で授業を受ける形式(パッシブラーニングとでも言いましょうか)を脱却し、生徒が自ら問いを立て、自ら調べ、そして結論を導いていくという学習形態です。

まぁ、理科や社会はやりやすい。数学も…出来なくはない。

でも小学校低学年の算数だと結構厳しくなる。何故かというと、自分で考えるにはある程度の知識や技能が身についている必要があるんですが、今から「1+1=2」を勉強するこども達に、自分で問いを立てなさい、って言ったって、技術がないのではっきり言ってキビシイ。

同じ様なことが中学校の英語でも言えるわけで、今、単語を覚え始めましたとか、今、文法を習ってますという基礎の部分をやっている生徒が、自分で問いを立てて英語学習をするって、どうやってやるのよ? って感じ。

まぁ、あれかなぁ…外国旅行へ行ったことにして、そこで困らない英語を身につけようから、文法に落とし込むって考え方かなぁ…そういうのもありかもしれん。

自分がスウェーデン語をやったときの学び方をもう一度思い返してみるか。

 

今月の歩数:219,996歩
今日の体重:66.9kg