完結です。
「俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する 第4巻」
藍月要著
KADOKAWA刊
思ったより早く完結です。高等専門学校生が異世界に行くと、何をするにもまず最初に物理法則を確認し、エンジニア精神を発揮して新たな道具を生み出して、世界に挑んでいくという感じの内容です。
今回面白かったアイデアは「正可能性と負可能性」という概念です。「世の中は負可能性に満ちているため、基本的には何も起こらないが、正可能性が負可能性を上回ると、それがエネルギー輸送などを基本とする物理現象として観測される」という考え方です。
この正可能性と負可能性は、物体などの存在確率をコントロールしているという考え方は、「とある魔術の禁書目録」に出てくる超能力の考え方「事象の発生確率のコントロール」と同じ根っこの概念ですね。まぁ、あっちでは「魔術」も同じ範疇にあって、明らかに事象の発生確率をコントロールしていました。
まぁ、似たような考え方は出てくるものなんですねぇ。なかなか面白い。
今月の歩数:260,586歩
今日の体重:73.4kg