去年の出ていた話が日の目を見た。
世界宇宙飛行士会議で「中国も国際協力の輪に入ってくれれば」という発言が公式コメントとして出ていたが、ついにその方向へ動き出したのかもしれない。
去年の出ていた話が日の目を見た。
世界宇宙飛行士会議で「中国も国際協力の輪に入ってくれれば」という発言が公式コメントとして出ていたが、ついにその方向へ動き出したのかもしれない。
いつリフトオフ出来るだろうか?
概念設計が終わっているということは、これから実物を作るということだろうが、試験機を作り、振動テストなどの様々な試験をした上でになる。実際の衛星はだいたい5年くらいかかるから、2008年までに打ち上げということは、3年ほどでやってしまおうということになる。
とにかく今は「頑張れ!」とだけ、エールを送ろう。
ようやくリターンマッチが決定した。
H2ロケットの失敗によって失われていた気象衛星の代替機がようやく打ち上げられる見込みだ。世代はH2Aロケットに変わったが、こちらも再びリターンマッチだ。これが成功すればようやく日本の宇宙開発も元の道に復帰できるだろうか。
しかし一方で残念な話も。どうも日本の宇宙開発にはポリシーというか戦略が感じられない。何のためにやっているのかがさっぱりわからないのだ。だからこんな事にもなってしまうのだろう。
再び最高速度が更新された。
無人ジェット機、世界最速マッハ9.6を記録・NASA
NASA:スクラムジェット機、マッハ10を記録
ジェット機がマッハ10で飛行 NASA、世界最速更新
NASA無人ジェット機がマッハ9・8、最速を記録
ジェット機マッハ10で飛行 NASA、世界最速更新
まだまだ人間が乗るにはハードルはあるだろうが、まず1つ目のハードルは越えたという事だろう。技術の人間に言わせると、一歩でも踏み出すことが出来れば、後は何とかなる。10%完成したならすぐに完成できる目途は立つ。1%ならまだちょっと時間がかかる、ということだそうな。
いずれ人間を乗せた超音速旅客機が出来ることを願おう。出来れば私の生きているうちに。
中国の前にまずはヨーロッパだ。
資源としてどの程度魅力があるのかはわからないが、少なくとも月には様々な魅力がある。空気がないから真空でしか作れないもの、しかも重力があった方が良いものを作る工場として。人間の新たな住処として。その先の宇宙開発を進める基地として。
それらの探査を行うために各国がしのぎを削り始めた。日本はどうする?
天文・科学関連ニュース
太陽光の力で進む宇宙船、来年3月打ち上げへ
「科学技術と人類の未来」国際会議の毎年開催を決定
衛星ビジネスに挑戦するために選ばれた新理事長だが、果たして上手くいくのか?
衛星ビジネス開拓に挑戦=H2Aは早期に再開-宇宙機構新理事長
実は1980年代後半に日本の衛星ビジネスは国産OS「トロン」と共に、政治家や官僚がアメリカの圧力に屈して自ら捨ててしまった経緯がある。そうやって一度は捨てて国際的にも立ち後れてしまった分野をもう一度1からやり直そうというのだ。そう生半可な覚悟では出来ないはずだ。
めでたい話かも。
だが問題は、この無人機はいつ完成するんだ?という点。まだ完成したわけではない。しかもそれを打ち上げるのに必要なH2Aロケットも、前回の打ち上げ失敗以来、着実に改良を続け、安全性の向上を図っているものの、未だに打ち上げ再開の目途は立っていない。
お隣の中国は国家を挙げての宇宙開発だが、こちらは予算のない貧乏開発だからなぁ・・・一体いつになることやら。
天文・科学関連ニュース
雑記帳:宇宙飛行士の野口さん 後輩とテレビ会議