カテゴリー: eラーニングネタ帳

宇宙実験立ち会い

今日はですね、筑波に出張です。行き先はJAXAの筑波宇宙センターです。ここの「きぼう運用室」といいますか、宇宙ステーションと交信するセンターに行っていました。

実は宇宙ステーション内で若田宇宙飛行士が、教育用の無重力実験を行い、その撮影が行われたのです。私はその撮影された映像を使って教材を作っていますので、撮影にも立ち会えと言われたんですよね。

今回はコマ特集ですいろんなコマを宇宙で回していただきました。来週にはその様子が一部公開されると思います。

なお、宇宙ステーションの運用に関わった人がサインをするボードが有り、今回、そこにサインしてきました。そのうちJAXAから写真がもらえることになっています。

 

今月の歩数:149,619歩
今日の体重:未計測

ポスター発表原稿完成

明日、明後日とJAXA相模原(宇宙科学研究所)にて「宇宙科学シンポジウム」という研究会が開催されます。

私も「UZUME Project」の一員としてポスター発表を依頼されていたのですが…先ほど、ようやく完成しました。通勤電車の中で作ること2日。家に帰ってから寝るまでのわずかな時間のみで作り上げないといけないわけで、こりゃ大変だわ。

完成した原稿はメールで送り、印刷して掲示してもらえる様に手配しました。明後日は営業を兼ねて、どんな感じになっているのかを覗きに行く予定です。

さて、明日から東京出張。そろそろ寝るか。

 

今月の歩数:71,590歩
今日の体重:67.1kg

学習に必要なことは

よりよい学習に不可欠な4つの要素

このへん、わかります。ただし重要なことは他にもあって…

「学習者に対し『ここが弱い』と、弱点を明確に明示できること」
「わかっていない所を洗い出してそれを提示したなら、そこを集中的に学習できること」
「理屈で納得するタイプなのか、感覚で腑に落ちるタイプなのか、その人に合った学習内容が提供できること」
「モチベーションの高さに連動した内容を提供できること」

基本的には成長しようとする意志がなければ、どんなコンテンツを持ってきても学習にはならないので、4つ目はかなり微妙なんですけどね。でもまぁ、そこまで出来れば最強だと考えています。いや、この話、すでに8年くらい前に企画書にしたことがあるんですけどね。もう一回、あの時の企画書を引っ張り出して、今の企画書に盛り込むかねぇ…

 

今月の歩数:386,265歩
今日の体重:66.8kg

Categories: eラーニングネタ帳

情報教育

今、改めて考える“情報活用能力”~文部科学省による「実態調査」始まる~

昨日の続きみたいなもんです。

つまり、文部科学省としてはIT教育というのは銘打っていなくて、あくまでも「情報をどう取り扱うか」なのです。
これはべつに批判の対象だとは思っていません。ITを使おうが使わなかろうが、情報とどう向き合い、どの様に解釈し、どの様に発信するのかは大変重要だからです。
もちろんその発信の手段の一つにITがあるわけですから、この教育を行う中で、ITをどの様に使うのかがキッチリと教えられれば良いわけです。

ただ…それの出来る教員がどれくらいいるのかはわからないわけですけどね…そもそも教えようとする対象をよく知らなければ、ちゃんとした指導なんぞ出来ないわけですから、教員はもっとITを使い倒さなければならんはずなんですけどね。

 

今月の歩数:206,593歩
今日の体重:68.1kg

日本が白黒をはっきりさせたい国民かどうかは別として

白黒をはっきりさせたがる国民性の問題点

個人的には日本人が物事を白黒はっきりさせたがるかどうかは疑問に思っています。自分が関わっていることは曖昧なままにし、自分が判断が出来ない、または判断する気のないものは白黒どっちかで提供しろというわけで、それは別に海外でも同じではないかと。

まぁ、それはそれとして、このデータとシミュレーション結果に関する話、私も研究者の端くれとして、言いたいことはよく分かります。確かに日本人はこういう数値の「精度」「誤差」に関する部分に弱いと思います。

「これじゃまずいだろ」

と思って、今、仕事でやっているものにも、こういう「精度」「誤差」そしてその「データの読み方」に関するものを入れようと企画し、働きかけていたりします。提案にも出していますし、まさにこの記事は

「我が意を得たり」

という感じのものです。「シミュレーション結果」の何がまずいのか?についてわからない人は、是非ご一読いただければと思います。

 

今月の歩数:364,717歩
今日の体重:67.9kg

さて、どこまで本気なんだか

「世界最高水準のIT社会へ」 政府の成長戦略素案 義務教育からのプログラミング、3Dプリンタ投資支援など盛り込む

義務教育からのプログラミングによって、コンピューター技術者を育成しようという話は、アメリカでは「CS-STEM教育」と呼ばれています。その意味は

Computer Science – Science, Technology, Engineering and Mathematics
(コンピューター科学 – 科学、技術、工学、数学)

に対する教育ということで、要は利用の能力を理系文系問わず、ちゃんと身につけましょうという話です。この「CS-STEM教育」ですが、アメリカでは既に2000年頃から行われていていますので、もう12年以上前から小学校、中学校でカリキュラム化されています。

ですので、日本でようやく議論が始まったのも

「えー、今更ですか?」

という感じがしています。すでに2~3周遅れなんですよね。まぁもちろんやらないよりはやった方が良いのですが、議論の進展も遅いし、今すぐ始めようというわけでもないので、始まる頃には4~5周遅れになってるかも知れません。なんでこんなに遅いのかなぁ…政治家にも官僚にも先を見る目がないというかなんというか…

 

今月の歩数:91,717歩
今日の体重:68.0kg

Categories: eラーニングネタ帳

回路モデル

電気回路というのは結構わかりにくい。特に学校で習う際、電流や電圧というのは目に見えない分、イメージをしにくい。当然、抵抗とかコンデンサというのが一体どんな風になっているのかは、数式で理解していく必要があるわけですが、それもイメージが出来ていればこそ数式が活きてくるわけで…

で、仕事でそういうのを作っているわけですが、昨日、退職した教員がお一方、ご自分で考えられたアイデアを持ち込んできました。それは電流を水流に置き換えたら、というもの。なるほど、イメージとしてはわかりやすい。それにパイプの中の水流であれば、パイプとの間の抵抗も、実際の電流が流れる際に導線内での抵抗をイメージさせやすい。

しかし…これはデジタル教材にするよりも、むしろ実際のものを作った方が良いような気がします。そのうち大阪市立科学館に持ち込んで、作ってみても良いかもしれない。なにしろあそこは電気の展示もあるわけだから。

 

今月の歩数:236,524歩
今日の体重:68.2kg

第4回 教育ITソリューションEXPO

午後から東京ビッグサイトで開催されている教育ITソリューションEXPO(EDIX)へ行ってきました。

今回は「教材・教育コンテンツ」と「eラーニング ジャパン」の2つのゾーンを中心に回りました。とりあえず例年出しているところは今年も出していましたし、相変わらず

「コンテンツ作ります!」

というところも数多く出ていました。その中でやはりキーワードは

「スマートフォン」
「HTML5」
「動画配信」

の3つですね。当たり前と言えば当たり前なんですが、逆に当たり前すぎて新鮮味がないですね…もう少し何か+αの部分が欲しいところです。

そんな中、ちょっと面白かったのは

「教育業界初!!人工知能AIを組み込んだ記述式解答自動採点」

と謳っているパネルを出していた企業。これはすごい!と、説明員が空くのを待って捕まえてみました。すると…

「模範解答からずれると、あんまり精度良く判定できないんですよ、まだ…」

とのこと。じゃあ、ダメじゃん!そこが重要なのに!!

実際、自由記述の文章をeラーニングで自動採点する仕組みというのはなくて、7年前に私も

「無理です」

ってお断りしたんですよね。それが出来る様になったのか!!と思ったのになぁ…

あともう一つ、ビッグデータ活用を謳っていたところとも、10分くらい盛り上がりました。実はウチも6年分のデータをガリガリと解析していますし、もっと深い解析を出来るだけのネタがありますから、ちゃんと使い切りたいんですよね。

今後、明日以降もこういう方向性で仕事していかなきゃ。というか、来年はここに出展したいなぁ。

 

今月の歩数:151,761歩
今日の体重:68.6kg

自宅でお仕事?

雨も降っていましたしねぇ、しかも明後日の準備もしないといけませんでしたから、家でパソコンに向かっていろいろと考えながら資料を作っていました。明日もまだ続きをやりますけどね。

そういえばこの数日、延々と教育系の基礎資料を探しては読みあさるという仕事をしていましたが、今日はロボット工学系の資料を読みあさり、光学系のデータを確認したり計算を行ったりと、全く異なる内容の資料を検討していました。

ロボット工学の技術者を増やすとか、その基礎を身につけるとかいう場合に日本で使えるのは、旧ロゴ坊こと「ドリトル」でのプログラミングと、あとはCAMPで使われている「ピコクリケット」を使った活動でしょうか。

もしくはその昔、3Dの学習のために開発されたIPAの「双方向通信型3Dワールドシミュレーター(3D-NeWS)」ですかね。私も見たことがありますが、結構良く出来ています。当時と異なり、パソコンのスペックも上がっていますので、問題なく動作するんじゃないかな? 当時も十分な速度で動いていたけど。

まぁ、明後日はこの辺を紹介することにします。もっとも、他のネタも集めないといけませんけどね。

 

今月の歩数:107,939歩
今日の体重:68.7kg

教育分野でビッグデータ活用

一人ひとりにあった学習を実現! 教育業界の新潮流「アダプティヴラーニング」

教育分野に今流行の「ビッグデータ」を持ち込もうという話です。いや、これね、意味は分かるんだ。というか、まさにそういう方向に仕事で構築しているシステムを拡張しようとしているから。

というのも、今日は学生の成績とアンケート結果をクロス集計して、それぞれの学生の指向性や弱点分析を行うということをしていました。

しかしそれだと5年前の仕組みから何も変化がありません。これではダメで、出来れば各学生に向けた最適な学習方法を提供していきたいと思うわけでして、それにはまだまだ仕組みというか基礎的な属性設定などが不足しているのですよ。

というわけで、このビッグデータ活用はまさに今目指しているところです。さて、今月中にはいろいろと考えないとね。

 

今日の歩数:12,983歩(5月合計:26,592歩)
今日の体重:69.2kg

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