少しオタクな話で申し訳ない。元ネタは「聖闘士星矢Ω」です。この間の日曜日の放送を観て、思いっきり心の中で、いや声に出してツッコミを入れたのがこれです。

今回のラスボス(敵のボスである神)は「時間に関係する」ということは前々からわかっていました。ですのでギリシア神話の愛の神パラスではなく、きっとクロノスなのだろうと。

ところがですね…

「サターン」と来た!

えええええ? 英語?! ギリシア神話のクロノスは、ローマ神話ではサテュルヌス。「我が子を喰らうサテュルヌス」という絵画でも有名ですが、これの英語読みがサターンです。

ちょっと待て。旧作の「聖闘士星矢」では、最初がギリシア神話の戦いの神アーレス。その次が海神ポセイドン。そして冥王ハーデス。全部ギリシア神話の名前で統一でした。

ところが「聖闘士星矢Ω」では最初がローマ神話の戦いの神マルス。いやいや、これってギリシア神話のアーレスと同じだから。同一視されてる神様だから! と、ちょっとツッコミを入れていましたが、まぁ、良しとしよう。
そしてその背後にいた次の神が「アビス」。…アビスなんて神様いねーよ。それって「底のない孔」という意味だよ。深淵とか訳されることもあるけど、既に神様じゃなくなってる。

で、今回ですよ。パラスはギリシア神話だから、ちゃんと神様の名前使うんだ。そういう設定に戻ったんだと思ってたんですよ。だからクロノスだと思ったんですよ。それが、よりにもよって「サターン」!!

もしかして「サタン」にしたかったのか? いやいや、「サターン」と「サタン」は別物ですから。同一じゃないですから。前者は上にも書いたように、サテュルヌスの英語読み。後者は聖書に出てくる悪魔の名前。成り立ちからして違う。

はぁ…ほんと、どうしてわざわざ英語読みにする必要があるんだろう…もしかして

「みんな『クロノス』だと思ってたでしょ? 肩すかし食らわせてやったぜ」

というノリで決めてたとしたらイヤだなぁ…

 

書きたくなかったけど、やっぱり黙ってられなくて書いちゃいました。

 

今月の歩数:304,932歩
今日の体重:66.6kg