今日は荒川区立第三中学校で「明日の教室 東京分校」の第1回が行われました。大阪の知り合いが

「せっかく東京でやるからおいでよ」

と言って教えてくれましたので、行ってきました。さすがにいつもやっている京都へは行けませんでしたので、今回が初参加です。講師は京都橘大学の池田修氏です。

13時半から17時半までの4時間、みっちりと話を聞き、同じテーブルのメンバーで議論をしということで、楽しかったです。やった内容は

1.生徒との距離感をどのように取るのか?
  褒める分にはどんなに近くても良いのかもしれないけど、あまりに近くなりすぎると今度は怒りにくくなる。だから適切な距離感を保たなければならない。

2.信じることと不安になること
  児童生徒が何か言ったときには基本的に信用してあげたい。でももしかしたらその裏側に大変な何かを抱えているかもしれない。それをどれだけ想像でき、そしてどれだけ早く気づいてあげられるのか。

3.「こういう時に、どう答える?」
  適切な指導や返答がどれだけ難しいのか?ということを学習。特に本質を捉えてきっちりとストライクゾーンに向けて指導しないと、その児童生徒の心には届かない。

ま、そんな内容をやってました。

実際問題として、私自身はもう教壇に立つこともないでしょうけど、対人コミュニケーション論として考えた場合、そして教壇ではないけれども、子ども大人問わず相手に何かを伝えるときに、どう伝えるのか? どう距離感を保つのか? については随分と勉強になりましたね。

毎回参加できるかどうかはわかりませんが、出来る限り時間を作って今後も参加したいと思います。