昨日からでしょうか、下鴨神社で「古本まつり」が行われています。今日はそれに行ってきました。

目的はですね、天文学・宇宙開発系の昭和20~40年代に発行されたものを探すことです。そう考えるとかなり古い。古いけど、ちょうどその頃の惑星探査や太陽系内の惑星をどの様に考えていたのかがよくわからないのです。なので、一般の普及書ではどう書かれていたのかな?と。

きょうの収穫は6冊。少し関係ないものも買ってしまいましたが。

天文学概観(荒木俊馬著:昭和22年初版)
これはいいですね。火星についてのこうさつがいろいろと書かれています。特に火星の大気をスペクトル観測し、水蒸気が15%ほどあると書かれています。また酸素も存在するであろうと書かれており、ただしその気温の低さ故に、生物は寒帯性の植物程度ではないかと推察されています。なるほど、当時はそういう風に観測されていたわけか。ちょっと進展。

縮刷解説 宇宙(三宅雄二郎著:大正4年初版)
いやぁ、さすがに古すぎた。参考になるかなぁ…

宇宙旅行 大宇宙の巻(水野良平著:昭和23年初版)
近傍恒星の話なんかが扱われたこども向けの本です。あとで読んでみることとします。

宇宙の事典(草下英明著:昭和53年初版)
天文学・宇宙開発のみならず、SFの話題やUFOに関する解説などが書かれている良い本。疑似科学系に対してはかなり手厳しく、そして短いながらも問題点をきっちりと指摘している。

宇宙と生命(シャプレイ著:昭和34年初版)
まぁ、シャプレイの本だから買ったというのが正しいな、これについては。

岩波講座 哲学12 科学の方法
これはちょっとおまけで。

 

今日の歩数:10,478歩(8月合計:121,021歩)
今日の体重:68.8kg