JAXA相模原キャンパスで、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」暴露部に設置されたハイビジョンカメラによるシステム、通称「アースビュー」のデモを見てきました。基本的には日本宇宙フォーラムさんが、文部科学省の

宇宙利用促進調整委託費

を使って整備したシステムです。暴露部にSONYの民生用ハイビジョンカメラを2台、直下と左10度に傾けたカメラの2台を設置し、リアルタイムで地球の様子を撮影・視聴できるようにしたシステムです。

最も広角で350km×200kmが映るそうです。最も望遠側で10倍ズームですので、35km×20kmが映ることになります。このクラスだと、解像度はともかく、サイズとしては陸域観測衛星「だいち」と同じ画角になりますよね。雲の様子がきれいに映し出されていますし、「だいち」の様に3色合成だのなんだのの処理をしなくてよいので、大変使い勝手が良さそうです。

あとは観測リクエストの手順とか、過去に撮影したもののライブラリ化などの手順などが気になるところです。まだ少し足りないところがあると思いましたので、少し意見を出してきました。

というかですね。本来、今日のデモはJAXAの宇宙教育センター向けのデモであったはずで、私は部外者なんですよね。部外者なのになぜかそこにいてデモを見て、しかも質問したり意見を言ったりしているという、なんだか妙な状況になっておりました。まぁ、担当の方が実は「きぼう利用推進室」にいらっしゃった方で、その昔、意見交換を行ったことのある方でしたので、やりやすかったのも事実なんですが。

何とか、教材化の道筋を考えて、提案していきたいと思います。

 

今日の歩数:12,752歩(12月合計:209,729歩)
今日の体重:67.9kg