宇宙産業が活発化

海の向こうでは宇宙産業が活発化している。

アマゾンCEO、宇宙船基地建設計画を発表

ロケット打ち上げや衛星開発、そして有人宇宙旅行まで、なんでもあり状態でどんどん増殖している。まるで20年ほど前のコンピューター関連企業創生期や10年ほど前のITベンチャー企業創生期のような感じを受ける。数年前のバイオベンチャーもそんな感じだった。
では我が日本はどうかといえば、未だに規制と風土が邪魔をし、新たな産業が生まれにくい土壌のままとなっている。こんなんでこれから先、先進国としての地位を保ち続けられるのか、ものすごく疑問に思えてくる。

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ホイヘンス

いろいろデータが出始めた。

タイタンは荒涼とした世界・着陸の探査機が画像を送信
衛星タイタンに峡谷や湖のような地形 探査機が撮影成功
メタンの海? ESAがタイタンの新たな画像公表
土星探査:衛星タイタンに探査機着陸 液体の痕跡確認
土星衛星タイタンに水路や氷の塊 初の探査画像
タイタンの地表に河川や氷…探査機が画像を初送信
タイタンのパノラマ画像に霧、探査機降下中の音も公開

まだまだこれからいろいろなデータが出てくると思うが、まずは液体が流れたような跡が見つかった。これは火星以来だ。また海らしきものも写っているようだ。これから実際にはどうなのかという解析結果が出てくると思われる。それによってはメタンの海やメタンの川などが存在しているのかもしれないし、地球と同じように浸食作用などが現在も進行している可能性がある。
地表の気温がマイナス180度ということで、生命の存在可能性はない、という話もあるが、生命というのは少しでもエネルギーが得られれば発生し、生存するモノであるので、まだまだ可能性がないわけではないはずだ。本当に楽しみな結果を期待したい。

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着陸成功!

ついに着陸に成功した。

タイタンに探査機が着陸
土星の衛星タイタンに探査機が初着陸 素顔明らかに
土星探査機:小型探査機がタイタンの大気圏に突入
土星探査機:小型探査機が衛星タイタンに着陸
土星の衛星タイタンに小型探査機着陸へ
米欧観測機、土星最大の衛星タイタンに初着陸

他の天体の表面に着陸したのは、月、火星、金星に次いで4つ目になるのではないだろうか?しかも今回はメタンの大気、そしてもしかしたら表面に液体が存在するかもしれない天体である。生命の起源に関する成果が期待されるのは火星以来であり、明日の朝までに出てくる結果が大変楽しみである。

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ディープインパクト

映画の話ではない。

NASA、彗星探査機打ち上げ・独立記念日に核に衝突
彗星探査機ディープインパクト打ち上げ NASA
NASA:テンペル第1すい星に向け、激突探査機打ち上げ
NASA、すい星探査機を打ち上げ 衝突して内部観察へ
彗星の内部も観察へ、NASAが探査機打ち上げ

映画から採られた名前ではあるが、やりたいことは彗星を調べることにより、太陽系の起源を調べようというもの。これまでは地球に落ちてきた隕石を調べるくらいしかなかったが、最近の研究では一度溶けてから固まったとする説が有力で、大元の物質が残っているのは彗星ぐらいではないかと考えられているからだ。さぁ、これで何か新しい発見があるだろうか?

天文・科学関連ニュース
衛星タイタンに着陸へ=土星軌道の探査機ホイヘンス
「胎児」発見 NASAスピッツァー宇宙望遠鏡

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だからどうだというわけではないが

こういうのが見つかったということで。

太陽の1500倍超、観測史上最大の超巨星発見
「赤い巨星トリオ」、直径太陽の1500倍 米欧チーム

ガーネットスターを上回る大きさらしい。まぁどの程度の大きさまでの恒星があるのかははっきりとわかっていない。そういう意味では上限を探す研究というのは、大変だとは思うがまだまだやらなければいけないことがたくさんあるわけだ。

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地震影響で地球変形、1日の長さが短縮 NASA推計
地球の自転:スマトラ沖地震でわずかに速まる NASA

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なりたい

これいいなぁ。

文科省:ディレクター任命へ 難しい研究分かりやすくPR

こういうものを目指したい。将来、こういった職に就けるよう、もっともっと努力しなければ。しかし数名か。まだまだ少ないし、いろんな分野があるわけだから、こんなに少ない人数で一体何が出来るというのだろう?もっとちゃんと考えて欲しいモノだ。

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科学技術立国再生?

さすがに「日本は科学技術立国である!」というお題目が張り子の虎になりつつあることに気がつき始めたらしい。

科学立国の再生へ、基幹技術で10大戦略…学術審

やっぱりバイオ関係を中心にコンピューター技術を発展させる、という事のようだが、ロケットや宇宙開発も盛り込まれたのは、それなりにうれしいことだ。だが、日本が得意なロボットが入っていないのは、民間でやれと言うことなのだろうか?

天文トレペ:国立天文台の学生ら試作 天文学に親しんでと

世の中にはこういった努力をしている人たちもいることを忘れないでいて欲しい。こういう人たちこそが、科学技術立国再生を支える柱となるのだから。

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土星の衛星イアペトゥスに接近、撮影 探査機カッシーニ
土星衛星:「タイタン」の謎に迫る 探査機が地表へ
宇宙飛行士:シャトルの野口さん「準備は非常に順調」

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長期計画

日本の宇宙開発長期計画案が出てきた。

月の向こうに「深宇宙」港を 宇宙機構が構想
20年後には月面無人基地も…日本の宇宙開発中間案

すごいのは月の裏側にあるラグランジュ点に深宇宙へ探査機を送り出すための港となるステーションを作ろうというもの。まぁどの程度のスピードでやろうとしているのかは不明だが、アメリカやヨーロッパに負けないぐらいの立派な計画になったのだろうか?それだけが心配である。

天文・科学関連ニュース
シャトル装備そろう、新燃料タンクが到着 NASA
H2Aロケット:7号機が種子島宇宙センターに到着

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