今日はこれに参加です。場所は天満橋のOMMビル。セミナーを幾つか申し込んでおりましたが、基本はタブレットをどうやって授業で活用するか?です。

さて、では2つのセミナーをレポートしてみます。

 

「教育クラウド、デジタル教科書がひらく学びの未来」
中村伊知哉

まずは海外の事例。韓国やシンガポールの事例を紹介されたり、ウルグアイを始め、世界150万人に配布された100ドルパソコンなど。ちなみにウルグアイでは小中学生に一人一台パソコンが配布されているという状態。

対して日本では、6.6人に1台。遅れてますね…

また中村氏が大学の授業でEVERNOTEを使って授業の情報やレポートを共有しているそうなのですが、これは日本では中村氏の所くらいだろうと。ところが、韓国の小学校では児童同士がEVERNOTEで情報共有するのが、当たり前のシーンになってる!というので、驚いたという話があったり。

韓国では来年からデジタル教科書が全学校で導入になりますし、フランスでは昨年から導入。日本はいつのことになるのやらって感じで、先は長いなぁ…という話でした。

しかし、タブレットは全家庭にあるでしょ?ってスタンスの韓国は凄いなぁ…さすがサムスン電子のお膝元ですわ。 

 

「普通教室での1人1台タブレットPCの活用/公開授業を振り返って」
吉村淳史

この学校は小中一貫校のため、9年生まで。全体を前期、中期、後期に分け、4,7,9年生をリーダーとして、下級生の面倒を見る、とのこと。その中で今回は3年生を対象にした算数の授業です。

タブレット授業のネタは「三角形のなかまを調べよう」。図形ネタはコンピューターを使った算数教育では定番だが、さて、タブレットになることでどう変わるか?が楽しみだったわけです。