安保法案に思うのだが、もうここまで来たら与党に通させるのも一つの手ではないかと思うようになってきた。
通させてしまい、最高裁判所に違憲審判を申し立ててしまうのだよ。
今回の法案。実のところ、海上保安庁だと対応出来ないところとか、領有権争いの対象地域について、つまりグレーゾーン事態については個別的自衛権の範囲なので、憲法違反でも何でも無く、前々からの憲法解釈でちゃんと対応出来るんですよ。
問題は集団的自衛権の部分。ここはどう考えても現行憲法では違憲の部分。本来ならちゃんと改憲してから出すべき部分なのですよ。
ちなみに私は憲法については自民党案とか産経新聞案のような妄想には反対だけど、必要な部分は修正したり加憲したりするべきだと思うのね。
で、話を戻すと、今提出されている安保法案は違憲部分があるので、もしこれで最高裁が違憲判定を出さないなんて事があれば、もう法治国家としての体をなしていない、どうしようもない国だと言うことが分かる。そうしたら、もう諦めて海外移住なども含めて、次の手を打つことを考えても良い。あー、クーデターという手もあるけどな。どうせ法治国家じゃないし。
一方、違憲判決が出れば、こんなバカな法案を提出し、しかもそれに賛成したというバカ議員はどこのどいつだ、ということになり、当然責任問題となる。なにしろ、堂々と違憲法案に賛成したのだ。政治家としての見識や適性に疑問符が付くので、政治家生命が終わると言っても過言ではない。
なので、出来る限り反対するし、廃案に向けて行くんだけど、どうしても強行採決をするというなら、やらせれば良いという考え方もあるな、と。
落としどころは、筋良く、グレーゾーン事態の部分だけを抜き出して、そこだけを通す。ほかは廃案にする。それが綺麗な解決方法だと思うんだけどなぁ。
今月の歩数:220,017歩
今日の体重:68.8kg