太陽系の果て

30年近く前に打ち上げられたボイジャー1号が太陽系の果てに到達しつつある。

ボイジャー1号、太陽系「最後の辺境」へ NASA

現在の位置は太陽から約90天文単位。太陽-冥王星間の2倍以上になっている。冥王星の外側と言えばエッジワース・カイパーベルト天体が複数発見されており、相当大きな天体としては「セドナ」などが知られている。が、ここまで来ると恒星間ガスと太陽から吹き出した太陽風との衝突前線となっており、ここから先は太陽系の勢力範囲外と見なして良い距離と言える。この辺の状況がどうなっているのかはまだわからないが、いずれカメラを搭載した探査機が探査を行うことになるだろう。何年先かわからないが。