「地球へ・・・」雑感

昨日は遂に「地球へ・・・」が最終回を迎えました。放送時間には外出していたため、録画したものを観ましたので、最終回の雑感を。ここからはネタバレになりますので、まだご覧になっていない方は、ご遠慮ください。

まず最初にコンピューター「テラ」は出てこないんですね、今回の話。確かに原作での位置づけも微妙だったので、グランドマザーが最後の敵みたいになったのは、まぁわかりやすいと思います。
そしてミュウは進化の必然で、人類とミュウが手を取り合って次の世界を構築していく、という「希望」を感じさせるエンディングになったのは良かったと思います。実際に宇宙各地に散っているグランドマザーのネットワークを共同で破壊していきましたし、地球を破壊しようとしたメギドシステムを止めたのも次世代を担う若者達の共同戦線でした。
またミュウの長老達やマードックが次の世代を助ける形で散っていったり、原作では宇宙の彼方に去ってしまったトォニィとナスカの子ども達も、トォニィがシンから「ソルジャー」の地位を引き継ぐという形で、新しい世代の象徴として描いたのも、「次世代」を印象づけるために重要な変更だったのだと考えられるでしょう。

そしてエンディングテーマが終わった後に流れる、メギドが巨大な十字架のように突き刺さった状態ではあるものの、見事に再生した地球の大地。思わず

「メガゾーン23 パート2みたいやな」

と思ってしまいましたが、そこに人間が一人もいなかったのが印象的でした。

さて、あと気になったところと言えば、ミュウとして覚醒していたレティシアが、遠く離れた場所にいる、母であるスウェナの元に現れ、次のような言葉を伝えるシーンです。

「私たちの力が何のための力かがわかったの。伝えるための力なんだよ、人類とミュウとをつなぐための」

ヒトは進化の末に他人と分かり合える、伝えるための力を手に入れるということか・・・って、何か聴いたことがあるフレーズだな、それ。
あー、そうか、28年前に放映されたガンダムの「ニュータイプ論」がまさにそれだったんだよ・・・「地球へ・・・」も「ガンダム」もほぼ同時期の作品だから、もしかしたら当時はそういうメッセージが流行っていたのかもしれませんな・・・
しかも、今回の「地球へ・・・」の後番組が「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)」ってのも何だかなぁ・・・と思ってしまいましたよ。