インディペンデンス紙の記事のようだ。
折角だからちょっと本文も見てみた。
Found: Europe’s oldest civilisation
記事を読むと大変短期間のうちに建造物は造られ、その文明自体も短期間で消滅してしまった。そして同サイズ・レベルのものが造られるようになったのは青銅器時代になってから、という事のようだ。ちなみに7000年前というのはピラミッドの建築が始まる2000年も前のことだ。
が、当時の経済に関する言及などもあるが、どういった証拠から出てきた話なんかが、今ひとつよくわからない。オリジナルの文献や論文などがどこかに載っているという記述もない。検証しようがないのが痛いなぁ・・・面白いネタではあるのだが・・・
ちなみに日本では「世界四代文明」などと言っているが、「もっとたくさんの文明があった」など、いろんな学説があるようだ。確実に存在したのは4つ、というところか。
まぁ、今回の話はドナウ川近辺には限ってはいないが、「古ヨーロッパ文明」を主張している人たちが流したニュースソースなんだろうなぁ、とは思う。そういえば、この地域は「5000年前の男」という本で有名になったミイラが行き来していた地域の一つに当たるはずだ。まぁ、それなりに高度な文明があったかどうかはともかく、人が住み、生活を営み、時には戦争をしていたということだけは確かなようだ。