午前中は地元の中学校で卒業式の来賓として呼ばれておりました。なので、今日は午後から参加。
うーん、一番面白かったのは
X線の観測結果からハッブル定数を求めてみる教材をつくったので、実際にやってみたという発表。中身は想定通りだからいいんだけど、重要なポイントがいくつか。
まず、微妙に研究者が出した値とは違う。それは測定誤差なんかも関係しているんだけど、そこに生徒が自分たちで気が付いたという点。これ、大変重要。誤差論なんて真面目にやるとドツボにハマるから学校ではなかなかやらないんだけど、実はメチャクチャ重要。その視点が学校現場では抜けている。
2つ目は天文学に限らず、「前提」とか「仮定」が結構あるんだけど、一般人向けの本や情報ではその辺が抜け落ちている。今日出てきた話だと、ある効果を使うと銀河団の奥行きを知ることができる。もし銀河団が球状であれば、奥行きの値は銀河団の直径だと見なせるので、見かけの大きさの直径は奥行きと同じ値だと考えて良い。…という前提を置けば、いろんな事が分かってくる。でもホントの所、見かけの大きさと奥行きの値は同じかどうかわからない。けれども本にはその辺を書いていなかったりします。研究者は皆知ってるんだけど。
こういう話を同人誌として出すのはありかもしれない、という話になったわけで。誤差の話と、前提条件の話は「天文学言いたい放題」の続巻として出すのが良さそうです。
今月の累計歩数:30,908歩
今日の体重:74.3kg