総合的研究

天文をやってると、空だけ見ていればよい、というわけにはいかない。

丸い原子核が棒状や板状に 高密度での変形を解明

電波天文学を研究している研究者には化学の知識が必要となる。宇宙には様々な原子や分子が出す電波が飛び交っており、その構造を知っていないと電波を発した物質が何かを特定できないからだ。

それと同様、星の構造を研究する上でも、さまざまな分野の研究結果を応用する必要がある。今回はコンピューター・シミュレーションの結果と言うことだが、物性の研究結果が天文学の研究に応用されることになる。世の中は分野ごとに細分化されているように見えるが、実は優秀な研究者ほど自分の領域にとらわれず、常に関連しそうな他分野の結果をウォッチしているものなのだ。

迷走

一体何がどうなっているのやら・・・?

火星に生物やっぱりいた!?…NASAなど大気分析
火星の生命否定する異例の声明…NASA研究チーム

いたと言ったり、いないと言ったり。まぁそこまでのデータではなかったと言うことなのだろうか?いずれにせよ何がどうなっていたのかを明らかにして欲しい。できればネイチャーなどできっちりと、「いる」と判断したデータを公表してほしいものだ。

天文・科学関連ニュース
太陽エネルギー15万年分を放出 銀河系で巨大「爆発」

サマータイム

サマータイムと天文の関わりは深いのだが・・・

サマータイム導入、80%が賛成…自治体首長アンケ

サマータイムが実施されると、夏の時間が1時間繰り上げられる。その結果、20時前に日没であったのが、21時前になる。すると、天体観望会を行うには21時以降となり、夜更かしを助長することになるわけだ。うーん、青少年の健全育成やなんかには悪影響だなぁ・・・しかも沖縄では23時頃まで明るくなるらしいから、それはそれでいかがなものか。

天文・科学関連ニュース
中小企業初の衛星に暗雲 開発率いた青木氏が退任

ダイヤモンドですか

このタイトルはいかがなものか?

ダイヤモンドの惑星、米チームが存在の可能性発表

「全部がダイヤモンドで出来ている惑星」というワケではないので要注意!つまり炭素の量を多く持っている惑星があり、そのうち一部がダイヤモンドになっている。その量が地球よりもはるかに多いよ、ということだ。
「宇宙船で近くまで行ったら、全部がダイヤモンドで光っている星があるんだ!」
という話ではない。どうも紛らわしいタイトルだなぁ。こういうタイトルが目を引くのは間違いないが、その後の事を考えて欲しいなぁ。

天文・科学関連ニュース
超新星発見、14個目 日本タイ記録、板垣さん
シャトル安全性に「多くの課題」…NYタイムズ紙

今後の計画

天文と宇宙開発の両方での将来計画が発表された。

星降る石垣島に今夏にも新天文台 惑星探査の支援に期待

まずは天文。石垣島まで行けば確かに夜は暗いだろうし、全天88星座のうち84星座が見えるというのも魅力だ。惑星探査支援ということだが、それ以外にもいろいろとやって欲しいものである。そういや種子島にトラッキング用の望遠鏡は入ったのだろうか・・・?

宇宙開発委:今後の国産衛星開発は中小型衛星を中心に

で、こちらは宇宙開発。打ち上げの回数が増えないからロケットも安定しない、ということが以前から言われていたが、これによって改善されるのだろうか?少し様子を見てみないと何とも言えないが。

土星

ちょうど土星の見えているシーズンだが、こういうネタが。

土星の南極、なぜか高温 NASAの研究者が観測
土星の南極、なぜか高温 NASA調べ
土星南極に白い目…高温部、といっても零下180度

土星の極はオーロラも出る事だし、もしかしたらその辺の兼ね合いで温度が高いのかもしれない。いずれにせよこれから、その辺の専門家がモデルを出してくるだろう。楽しみである。

デジタルの宇宙

結構かかったけど、ようやく完成らしい。

ネットで“宇宙探査”自在に、国立天文台がCG地図

アーカイブ計画の集大成とも言えるこのプロジェクト。ようやく完成したらしい。1年以上前からずっとやってたわけだから、相当時間がかかったわけだ。さて、中身は一体どんな感じになったのだろうか?ちょっと楽しみである。

天文・科学関連ニュース
ハッブル宇宙望遠鏡を廃棄へ ホワイトハウス方針
ハッブル宇宙望遠鏡、修理せず廃棄へ ホワイトハウス方針

タイタンに水系ならぬメタン系?

海があり、川がある?

タイタン、表面付近に大量の液体・有機物の泥も
タイタンにメタンの泉や雨・「地表のすぐ下」に液体
タイタンにメタンの泉?・探査機の画像公開
ESA:タイタンに泉? 画像を公開
タイタンにメタンの“川”…NASAらが画像公開

こうなってくると、今度は火星探査機のように長期間活動できる探査機が欲しくなってくる。とはいえ、火星のように太陽電池で活動できるような場所ではない。太陽からの距離が離れすぎていて発電能力が足りないし、地表にどれだけ太陽光が届いているのかも今のところはっきりとしていない。さて、次期探査機はどのような仕様にする必要があるのかを検討しなくてはいけないのだろう。

天文・科学関連ニュース
中国、今秋にも有人宇宙船打ち上げへ

当たり前と言えば当たり前だが

火星で隕石が見つかったらしい。

火星に隕石ぽつり NASA探査車が発見
火星にもいん石 無人探査車、着陸地近くで発見
NASA、火星で隕石発見…地球外惑星落下では初確認

よくよく考えたら当たり前の話だ。地球に隕石がある以上、火星だろうが月だろうが隕石はあって当たり前なのだ。が、地球上でもなかなか見つけられないものが火星で発見されたというのは面白い。私は隕石研究家ではないからわからないし、火星上でも風化作用は働くので、研究した際に何が得られるのかは不明だが、将来的に極冠を掘った時に隕石が出てくれば、いろいろ面白い研究が出来るのかもしれない。

天文・科学関連ニュース
有人宇宙船「神舟6号」打ち上げは10月ごろ 香港紙
中国、2度目の有人飛行を計画 今秋打ち上げへ

ありがちな話だが

笑い話では済まなかったようだ。

カラー版タイタン画像、アマ天文家が加工し評判に

アマチュアのパワーには日本、世界を問わず脱帽させられることが多い。何しろ次から次へといろんなことをやって、国家機関を出し抜くわけだから。超新星爆発なんかも、ある程度の距離までのモノであればアマチュアによる発見の方が多いのではないだろうか?そのうち彗星のように国家機関が打ち上げた人工衛星の方が有利になるかもしれないが、これも個人で宇宙望遠鏡を所有できるようになるまでのような気がするし。そろそろ宇宙ビジネスが本格化してきているから、もしかしたら個人で宇宙望遠鏡を所有する人間が出てきても不思議ではないなぁ。

天文・科学関連ニュース
探査機ホイヘンスはタイタンの「泥」に着地 ESA結論
タイタン探査機“ぬかるみ”に着陸
探査機ホイヘンス、ぬかるみに着陸