二兎を追えるか?

宇宙開発の中長期方針が固まりつつある。

実用衛星、開発期間5年内に短縮へ 宇宙開発委部会
記者の目:H2Aロケット成功 夢と現実、二兎を追え

最終的な答申などが出た際にもう少し詳しい話はすることとして、この「記者の目」という毎日新聞の記事が面白かったので紹介したい。

どうも日本という国は「すぐにお金に結びつく」技術しか関心がない、と言われる事が多い。「宇宙開発が何の役に立つのか?」というのはまさにその典型例だろう。ノーベル賞を取った小柴さんのカミオカンデだって、そういう人から言わせたら「何の役に立つのか?」で切って捨てられてしまうものなのだろう。

だが、考えて欲しい。そういった世界最先端の技術を磨いてこそ、日本は物作り大国として世界の最先端を走ることが出来るのではないか?そういった最先端のことにチャレンジすることが、日本の技術を最先端の位置に位置づけ続ける原動力になるのだ。もしそういった取り組みをやめてしまえば、技術力はどんどん後からやってくる国に追い抜かれてしまうに違いない。

そのためには今は夢としか思えないことにチャレンジし続けなければならない。夢を実現しようと努力することが、新らしい発想や技術を生み出し、それが全体の技術レベルを押し上げるのだ。

だからこそ、私は言いたい。「何の役に立つかって?そりゃ、日本を経済大国たらしめる技術レベルを支えているんだよ」と。

天文・科学関連ニュース
土星の小さな月に大気 探査機が発見、火山活動か

イオと同じ?

ごく薄い大気があるらしい。

土星衛星・エンセラダスに大気、NASA探査機が発見

木星の衛星イオも噴火によってごく薄い大気を持っている。どうもその類らしい。タイタンの大気とは全く質が異なるので、大騒ぎするようなことではない。ただし、どのようにして大気を維持するための噴出が行われているのか、そのためのエネルギーはどこから来ているのか?は研究の対象となるだろう。

天文・科学関連ニュース
アンタレス、14年ぶり月の陰に=31日未明、ほぼ全国で

「ふじ」は実現するのか?

最終的な報告が月末に出るのだろうとは思うが、期待半分の状態だ。

国産有人宇宙船20年以内に、東京―ロス2時間飛行も

「使い捨て型有人宇宙船」計画が入っているが、これは以前提唱されていた「ふじ」計画なのだろうか?それとも全然異なるものなのだろうか?出来ればパイロットプロジェクトのような物であるとはいえ、あそこまで練り上げられた計画なのだから、是非実現して欲しいのだが。

「ふじ」計画についてはこちら
日本独自の有人宇宙船構想

天文・科学関連ニュース
野口飛行士:インタビュー「自分の帰還が一番の記念品」

口座開設

いや、今回は東京三菱とUFJが合併することと、地元の支店で作った通帳がないことに気がつき、新たにもう一つ口座を開くことにした。これでいくつかの口座に預金を分散できるようになるわけで、いろんな取引がかなり楽になるはずだ。あとは使っていない口座を解約したり、通帳をまとめたりしていけば、管理も楽になるかなぁ・・・?

次世代

そろそろ新世代が動き出したか。

M5ロケット組み立て公開 来年度天文衛星打ち上げ

ご無沙汰になっていたX線天文衛星「ASTRO-E2」の打ち上げ準備が着々と進んでいる。構想からかなり時間が経っていることもあり、早く打ち上げないと打ち上げる前に時代遅れになってしまう可能性もある。なるべく早期の打ち上げと、その成功を願いたい。

月面の宇宙飛行士が見える?=複数望遠鏡で同時観測に成功-欧州南天天文台チリで

そしてもう一つ。光学干渉計計画が動き出した。今は宇宙空間での干渉計計画もあるので、まずは地上での実験成功に「おめでとう」と言いたい。

天文・科学関連ニュース
科学実験ショー:「科学と平和」を考える 東京・小金井市
はてなの玉手箱:桜の開花予想 気象庁が予想式を作り、コンピューターで算出

宇宙ビジネス関連ネタいろいろ

まずはこれから。

スペースシップワン、米航空宇宙博物館に展示へ

宇宙旅行への第一歩を記したスペースシップ・ワン。ワシントンのスミソニアン博物館に展示される事になった。宇宙旅行自体は別の機体で行うことにはなるのだろうが、いつ頃実現できるのだろうか。

宇宙旅行は「商売になる」=航空協会のシンポで秋山さん

日本でも宇宙旅行に向けてエールが送られた。日本人初の宇宙飛行士である秋山氏は、現在世界宇宙飛行士会議の日本人役員でもある。彼のような人々からもどんどん意見が出てくれば良い。そしてそれに向けて技術者も育ってきている。

空き缶衛星の放出実験成功 北海道の学生らが連携

これまではアメリカで打ち上げていたようだが、日本国内でも打ち上げが可能になってきた。これらを基にもっと日本の宇宙技術が発展すれば、我々民間人でも宇宙に行ける日は近づくはずである。

天文・科学関連ニュース
NASA新長官にグリフィン氏 米大統領が指名の意向
NASA新長官にグリフィン氏を指名

質量限界?

これ以上大きいのはない?

星の「体重」、太陽の150倍が限界? NASA発表
恒星の質量に上限 太陽の150倍が限界か

「初期質量関数」というのがある。ガスから星が形成される際に、どのくらいの星が何個くらい出来るかを観測から作成したものだ。英語では「Initial Mass Function」でIMFとも言う。
このIMFだが、褐色矮星が見つかり始めてからというもの、小さい星はどういった割合で出来るのかという研究が主流になっていた。特に褐色矮星から木星型惑星や地球型惑星にはどのように繋がっていくのかは、未だにわからない。
だが、大きい星の方もどれくらいの星まで存在するのかがわからず、どこでカットオフするべきなのかを決められなかった。今回は太陽の1000倍レベルの星はないのでは?という事を示唆しているわけだ。さぁ、150倍というところは、本当に限界線となるのだろうか?あとは近傍で星形成が頻繁に行われている「スターバースト銀河」が詳しく調べられるようになると、もう少し変わるのだろうが。

ヒトクローン

こんな決議が出た。

「クローン人間禁止宣言」を採択 日本は反対 国連総会
ヒトクローン:全面禁止宣言を採択 国連総会

アメリカがホンジュラスに提出させたらしい。まぁ、あの国も難しいわな。ブッシュ政権としては後ろ盾になっているキリスト教原理主義に対しては「絶対禁止」をうたわないといけないし、かといってホントに自国で禁止してしまうと、製薬系会社から総スカンを食ってしまう。他国に出させて決議には賛成、でも罰則ないから実質は全面禁止にはしない、という筋書きなのだろう。浅ましいというか何というか・・・。

天文・科学関連ニュース
ひまわり6号、下旬にも初映像

お悔やみ

氏のご冥福をお祈りいたします。

米「マンハッタン計画」の中心 ハンス・ベーテ博士死去
訃報:ハンス・ベーテさん98歳=米コーネル大名誉教授
マンハッタン計画の中心、物理学者のベーテ氏死去

ベーテ氏と言えば、恒星内部での核融合反応を解き明かしたことでも有名だが、実はビッグバン理論の最初の論文にも名を連ねている。当時、「宇宙の初期は高温・高圧だった」という理論をガモフ氏が提唱したとき、アルファ氏と論文を執筆していた。そこに核融合に関する面でベーテ氏に加わってもらい、「αβγ理論(アルファ、ベーテ、ガモフの理論)」という名称を付けていたのだ。大変高名な学者であっただけに、氏の逝去を大変残念に思います。

天文・科学関連ニュース
自分で動き回る油滴発見 周囲との化学反応で駆動
MTSAT-1R:新衛星の愛称はひまわり6号に 国交省
MTSAT、静止軌道に 愛称は「ひまわり6号」
多目的衛星が静止軌道入り、愛称「ひまわり6号」に
後継機は「ひまわり6号」=打ち上げ衛星静止へ-国土交通省
愛称は「ひまわり6号」 国民に定着と国交省