第3回 大津ジャズフェスティバル

昨日、今日と、大津市の浜大津周辺で

「第3回 大津ジャズフェスティバル」

が開催されました。えーと、結局、何組が出演していたのかは数えていないので分からないのですが、市内のあちらこちらに演奏場所を設け、いろんなグループが入れ替わり立ち替わり演奏していくというスタイルは、厚木の大道芸と同じです。そういう意味ではなじみのスタイルと言えなくもないですね。

今回は相方と自転車で浜大津のお祭り公園まで行き、そこを基点にウロウロとしてきました。

出演者はアマチュアからプロまでさまざまなようです。

ゴスペルあり、

ビッグバンドあり、

という結構もりだくさんな感じですね。

最後はゲストメンバーが勢揃いでの演奏。

ここまで上手い人たちが揃うと圧巻ですねー。楽しかったので、また来年も観に行きたいものです。

結局、開始時刻である12時から、終了時刻である20時まで、計8時間もうろうろ&音楽聴きまくりの1日でした。ちょっとは命の洗濯になったかな?

その他の写真

 

今日の歩数:7,326(10月合計:192,253歩)
今日の体重:66.4kg

ガチャコン関西

今日は仕事でイベント参加。っていうか、普段は見に行く方なんですが、今日はスタッフ側です。しかもカメラ担いで撮影しまくりです。

朝9時に大阪駅の時空の広場で待ち合わせ。イベント会場も実はここだったわけで。この時間からイベント開始の11時まで2時間。必死になって設営です。

このイベント、「ガチャコン関西」という名称で、「ガチャガチャのように、何が出てくるかわからない」をコンセプトとしているコンテンツ紹介イベントです。今日は「ブルーデイ」と名付けられたビジネス向けの日。明日は「オレンジデイ」という一般向け。

で、私の役割は記録係です。

コンテンツですので、イラストあり、萌えキャラあり、アニメありといろいろなわけで、ここからはその一端を写真を交えて紹介していきます。

じゅれみっくす

岡山の桃など、果物を使ったジュレ「じゅれみっくす」です。

ステージでは客席とのじゃんけん大会がいきなり行われ、「じゅれみっくす」とその関連グッズ(非売品あり)のセットが5名に配られました。

キャラクターはこれだけじゃありません。こんな人も来ていました。

いまいち萌えない娘

この企画の最初から現在までの変遷が紹介された後、なんと公式サイトもあるし、公式コスプレに公式モデルまで出来ているそうで…

ちなみに右の方は忠岡町の方です。忠岡町のブースはこんな感じ。

また宝塚大学の造形学部は、漫画家を目指す学生達がやって来たお客さんの似顔絵を描いていました。

他にも、ITプランターとか。

 

明日もやってます。しかもベジスタのスタンプラリーや、ダンボール戦機の展示なんかもありますので、夏休み最後の日曜日。行ってみられてはいかがでしょうか?

 

今日の歩数:10,017歩(8月合計:281,038歩)
今日の体重:66.4kg

びわ湖大花火大会

今日は午後から会社をお休みにして、とっとと帰ってきました。理由は単純でして、タイトルの花火大会が行われるからです。この花火大会、集まるお客さんの数が半端じゃなく、大津、膳所、石山の各駅がパンクするんですよ。なので、その前に帰ってきたわけです。

それでも膳所駅前は下の写真の様な状態でして…

いやぁ、まだ15時半ですよ?
花火上がる4時間も前ですよ?
しかもものすごく暑いんですよ?

まぁ、いいけど。実は大津警察署に免許証の週初変更に行った帰りに撮影したものです。

 

で、ちなみに我が家はというと、琵琶湖畔のような人混みには出かけず、家のすぐ裏にある茶臼山公園に陣取り、こちらから観望です。

とりあえず3枚だけ。他にも大量に写真を撮影したのですが、それはギャラリーの方にアップしましたので、そちらをご覧下さい。

 

今日の歩数:11,879歩(8月合計:92,673歩)
今日の体重:65.4kg

第1回 滋賀B級グルメバトル in 浜大津サマーフェスタ

私の引っ越す先では、新しい祭が始まります。これはもしかしてジンクスになるのか?
と言っても、これまでは厚木の

「神奈川フードバトル」
「あつぎ国際大道芸」

の2つしかないわけですが…でも、フードバトルは私が住む場所の下調べに行った時に準備中。その1週間後くらいに開催されたわけです。
そして大道芸はホントに第1回から参加。もちろん、今年も11月5日、6日は厚木に行きますよ~! 何が楽しいって、これ以上に楽しいもんはないっ! ってくらい楽しいもんで。

 

そして大津に引っ越した今年。滋賀県でもB級グルメの大会が始まりました。もちろん参加してきましたよ。

 

で、今日食べたのは以下の様な感じです。

第一陣
「BBどん」

ブラックバスを使ったフライを載せた丼です。ブラックバスは結構淡泊な白身魚なのですが、個人的には丼にするならもう少し味付けの濃い方が良かったかな?


「淡海あゆカツ丼」

こちらは小鮎の唐揚げを使った丼。付け合わせの「えび豆」との相性はGood! つーか、えび豆がおいしかったです(苦笑)。今度、買ってこよう。


「しじみDEちじみ」

しじみの存在がわかりませんでした…もう少し工夫が欲しかったなぁ。


第二陣
「沖島よそものコロッケ」

今日のイチオシです。やっぱりブラックバスを使ったコロッケなのですが、味付けが絶妙で、へたに近江牛を使ったものよりもおいしいんじゃないかな?


「びわ湖ドッグ」

んー、イマイチ…わかさぎなんですけどねぇ…もう少し工夫がないといかんわな。


「近江もちっこ!」

スイーツとしてはOK!お餅とわらび餅との間の食感でしたね。冷やすともっとおいしいのかも!


第3陣
「近江牛のモコロコ丼」

写真はネットからいただきました。撮っていなかったもので。近江牛のホルモンを使ったものなのですが、このホルモンがジューシーで良い感じ! これが私の2位かな?


「近江牛餃子」

すまん。あれだけ並んだけど、普通の餃子だ。近江牛はわからんわ…


「朝宮茶スイーツ『あさみや金時』」

これも写真は撮れてないのですが…うまい! 本日の私的第3位。抹茶の味が濃くて、かき氷に合うし、小豆もちょうど良い甘さ。スイーツとしては最強ですな。家でも食べたいわ。

 

以上、9品。

ホントは「牛烈巻」も食べたかったけど、客の誘導のまずさがあったりして途中で断念。売り切れという話だったけど、数を読み間違えてますな。始まって1時間で完売するようじゃダメだろう。

そしてやはり数を読むのに苦労したという「近江牛すじピタサンド」。こちらも500個が17時半には完売。最初に第二陣あたりで狙った時に買っておくべきだったか。

 

今日の歩数:7,640歩(7月合計:351,416歩)
今日の体重:66.7kg

今月の1日平均歩数は11,000歩を超えました! これまでの最高記録更新です!!

ソフィア・堺 天文講演会

本日、ダブルヘッダーでお話しでございます。

今日のメールマガジンは昨夜のうちに全部セットしてしまい、今朝は天文講演会用の資料作成に没頭しておりました。ネタは「ブラックホール」。
実はソフィア・堺では1998年に一度、ブラックホールの話を喋っています。しかし何しろ13年前。この時はパワーポイントなんか使っていませんでしたし、それ以降もブラックホールの話をしたことがなかったので、スライドは全部新作せざるを得ない状態でした。

とりあえず午前いっぱいで写真のダウンロード、図の作成をやっておき、大体の流れは一通り作り上げ、午後から細かい修正とか、「もし時間があったら」というスライドを作っていきました。だったのですが…

あー、ちなみに今日は大阪市立科学館で「宇宙のおはなしサークル」もありましたので、参加して、他の人の話を聴きながら、自分も発表したりコメントしたりしている合間に調整をしておりました。ごめん、みんな。一応聴きながらやってたし、ちゃんと必要なところはメモも取ってたから許してね。

で、ソフィア・堺に到着して、実際に動かそうとしたら…

ファイルが壊れてる…

呪いか?!

えーっ! 午後から調整した分が全部吹っ飛んでるじゃありませんか!! 科学館で書いてた分。
講演会開始まであと50分!
頑張って、最低限は作り直さなきゃっ!!

ってことで、ここから大急ぎで作り直し。元のヤツと比較すると3枚ほど足りないけど、何とかギリギリで作成完了し、19時スタートの講演会を、無事に終えることが出来ました。足りない分は身振り手振りと話術ね。それくらいは長年の経験でどうにか出来ます。ホントはちゃんとあった方が良かったんだけど。

約150人ものお客さんが集まる前での話は久しぶりでした。特に半分近くは小学生かな?こんな人数は、たぶん去年司会をした、大阪市立科学館の「はやぶさナイト」以来じゃないかな?定期的に人前で喋らないと、舌がさび付くので、こういう機会はありがたいのですよ。

とはいえ、約45分喋って、その後の質問時間がホントに大変でした。「ブラックホール」っていう、子どもにすれば興味のある内容だったから余計でしょうが、次から次へと質問がやって来て、19時45分くらいから21時くらいまで、それこそ1時間以上にわたって質問攻め!
答えられる質問から、「こんなの誰も答えられないんじゃ…」って質問まで飛び出します。そのうち問答集をブログに書こうと思います(すでにTwitterで5つほどつぶやきました)が、1時間以上もの質問の問答集だったら、これだけで小冊子が出来るぞ(苦笑)
ブラックホールの話を頼まれる予定の人は、是非

「こういう質問が来る可能性がある!」

ってことで、心の準備をしていただければ良いかと。

さて、次回は9月第一日曜日に、「宇宙のおはなしサークル」で喋る予定の「天文学で使われるカタログたち」です。ヘンリー・ドレーパーカタログとか、SAOカタログとか、一般人が聞いたこともないようなマニアックなカタログまで紹介しますよー。

 

今日の歩数:14,571歩(7月合計:255,913歩)
今日の体重:65.5kg
 

月探査に関する懇談会 第7回会合

今日は会社を休んで、これに行って来ましたので報告です。

座長が遅刻ということで、いきなり5分以上遅れてスタート。まずは配付資料の確認。配布されたのは以下の通り。

資料1 ロボットに関する専門家打ち合わせにおける検討結果
資料1-1 高度ロボットによる月探査に関するヒューマノイド系ロボットの検討結果
資料2 月探査の考え方の見直しについて(案)
資料3 月探査に関する懇談会報告書(骨子案)
参考1 月探査に対する意識に関するアンケート結果
参考2 月探査ナショナルミーティングの概要
参考3 米国の宇宙探査に係わるオバマ大統領の所見(概要)

 

最初に資料1を長谷川委員が説明。
ほとんど資料の読み上げだったので、そのうちアップされるであろう資料に対して、公会議にリンクを貼ります。そっちを参照のこと。

続いて資料1-1を井上委員が説明。
月探査は科学の話が中心になりがちだが、ここでは技術フロンティアとしてのロボットということで考えた。もちろん現状の技術等を考えれば、JAXAが出しているローバー型が妥当。がしかし、その中でもしヒューマノイド型をやるとしたらどんなシーンが考えられ、何が技術的要素としてクリアが必要なのかを考えてみた。
その際、探査自体はローバー型に任せる。ヒューマノイド型は基地建設や維持を人間と協力しながら行う。プラス、人間が遠隔操作する分身としての利用というのが望ましい姿。

この分身は2015年くらいまでかけて地球上で実験を行う。可能であれば2020年を目標に月モデルを開発し、2025年までに月面での運用を行う、というシナリオを考える。

その際、こういった開発は現在の宇宙分野だけでなく、いろんな分野からの参入が求められる。また技術の継承や技術者の出入りも想定し、各モジュール間のインターフェースをキッチリと規定し、基盤化する。それによって、様々な分野の最先端の技術を取り込み易くし、各業界が成果を自分の会社に持ち帰り、応用しやすくする。
こういった体制を作る、まさにシステム開発体制のパラダイムシフトが必要だという主張。

毛利委員からももう少し詳しく等、他の委員からの同意も多かったが、これは宇宙以外の産業でも同じで、日本の場合、もっと他業種の成果を取り込み、交流が図られる、まさに今回提言されたシステム開発体制のパラダイムシフトが重要になると考えられるので、このプロジェクトがそのモデルケースになると良い。

 

すみません、続きはまた明日書きます。

金星探査機「あかつき」、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」報道公開

事情により1週間延びていた「金星探査機『あかつき』、小型ソーラー電力セイル実証機『IKAROS』報道公開」が、JAXAの相模原キャンパスにて行われました。今回は会社を休み、宇宙作家クラブのメンバーとして取材に行って来ましたので、報告したいと思います。

9時半から受付を開始し、10時から始まった今回の報道公開ですが、まずは会議室にて20分ずつ、「あかつき」「IKAROS」の順番で、その概要説明と質疑応答がありました。

「あかつき」は金星の大気運動を主に調査する為の探査機です。特に「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100m以上の風が常に吹いているという、地球とほぼ同じサイズの惑星であるにもかかわらず、あまりにも地球と異なる大気運動が、一体どのような理由で生じているのかを突き止めるのを主目的としています。他にも「子午面循環はどうなっているのか」「雲はどうやって作られるのか」「雷は発生するのか」「活火山はあるのか」を調べることを目的としています。

もちろん、単に観測して知見を広げるわけではなく、スーパーローテーションにしても幾つかの仮説が既に立てられているので、これらを検証するためにはどのような観測機が必要なのかを検討した上で、今回の目的のために最も適した観測機材を搭載しているのだそうです。

今回は5台のカメラと、電波掩蔽観測のための基準信号源の6つの観測機器を搭載しています。
「1μm」「2μm」「10μm」の赤外線領域を観測する3台のカメラは、それぞれ「地表付近まで観測」「金星の雲の下」「雲層上層部」を撮影できるようにして、様々な高度での風の動きを調査します。
紫外線イメージャーは雲の形成に関わる二酸化硫黄などを調査します。もちろんこれは雲の形成に関わるわけですから、雲頂高度での風速分布を求めることが出来ます。
雷・大気光カメラは高度100km付近の高層大気を観測します。またこのカメラは32μ秒の高速露出が可能になっていて、雷放電発光が存在するかどうかも調査します。
その他の4台のカメラについては1時間に1回画像を撮る事になる予定だそうです。この辺は「ひまわり」など、地球の気象衛星が観測している周期と同じだそうです。あまり短い間隔で撮影しても必要な情報はあまり増えないので、この程度のインターバルで十分だろうと。

さて、この「あかつき」ですが、5月18日に打ち上げられた後、予定通りだと12月5日(?)に金星の周回軌道に乗る予定です。軌道は近金点300km、遠金点8万kmという楕円軌道に乗ります。軌道周期は30時間です。
この軌道を選択したのは、探査機が遠金点側にいる20時間は、スーパーローテーションの移動速度と探査機の移動速度がほぼ一致するため、大気の同じ場所を追いかけながら撮影することが出来る上、近金点に近い所では金星にかなり近づくため、クローズアップしてより高い解像度の映像を得られるためだそうです。

 

続いて「IKAROS」です。こちらは「太陽ヨット」だと思えば大体合っています。太陽からの光の圧力「光圧」を受ける帆(セイル)によって、太陽が輝いている限り力を受けて加速を続けることが出来るものです。

今回はその実証を世界で初めて行うのも目的としています。特に月軌道よりも遠い深宇宙での実証は例がありません。
またセイルを広げるのであれば、折角の大面積を活用しない手はないだろうということで、表面に太陽電池パネルを貼り付け、電気もこれによる発電でまかなう実証も行う予定になっています。

特に将来は木星探査機をやってみたいらしく、木星までの加速はセイルを使って行う予定だそうです。ただし、木星の周回軌道に乗せるためには太陽光の光圧だけでは難しいので、自由に噴射できるエンジンが欲しい。そのため、「はやぶさ」にも搭載したイオンエンジンを使うのが良さそうだという結論になっていて、このイオンエンジンを動かす大電力を作るのに、セイルに貼り付けた太陽電池パネルを使うのだそうです。つまり推進系はセイルとイオンエンジンのハイブリッドが有力だと考えていて、そのための実証を行うわけです。

ミッション自体は、ミニマムサクセスがセイルを無事に展開できるまで、フルサクセスはセイルによる加速と軌道制御が出来ることです。これは半年で達成する予定ですが、もちろん寿命は半年以上になるはずですので、様々な軌道制御技術を試すのと、薄膜太陽電池の劣化試験、惑星間空間のダスト量の観測を行う予定になっています。

さて、概要説明後は全体を4班に分けての別行動です。放送局と新聞は先に撮影に行ってしまいました。彼らから突っ込んだ質問が出ることはないだろうという事なのかもしれません。

逆に雑誌、Webメディア、そして作家陣は10時40分以降は12時頃まで、技術説明員による質疑応答が行われました。ここは遠慮無く、マニアックなところまでガンガン質問が飛びます。先に書いた内容にも、すでにそのマニアックな質問の一部を盛り込んでいますが、まぁ、そこはよしとしてください。時間があれば、もっとマニアックな内容は改めて書いていこうと思います。

その後はクリーンルーム見学です。ここはカメラを持ち込みましたので、写真による解説をしていきましょう。


クリーンルームを上から。手前が「IKAROS」、奥側が「あかつき」

 


金星探査機「あかつき」

 


「IKAROS」

 


クリーンルーム内

 


「あかつき」と「IKAROS」

 


「あかつき」全景

 


蓋の付いているのは「スタートラッカー」。2基のスタートラッカーと、太陽センサー(太陽がどちらの方向にあるのかを調べるセンサー)で、3方向を確認し、自機の位置を確認できるようになっている

 


左側、縦に3つ並んでいるのはカメラ。上から「中間赤外カメラ」「紫外線イメージャー」「1μmカメラ」
上に折りたたまれているのは太陽電池パネル

 


太陽電池パネルの本体接合部アップ。360度自由に回転できるようになっている。左右のパネルは独立稼働できるが、別々の方向を向ける意味はないので、基本的には同期して回転するとのこと。

 


「IKAROS」全景。真ん中の黒い棒は、セイルを抑えているバー。セルを展開するときには、最後にこのバーが開くことで展開を完了する。

 


右側の方に写っている四角いものは、先端マスというおもり。実証機は回転しており、この先端マスのロックを外すと、遠心力で本体に巻き付けているセイルが延びていく。これが90度ごとに4つついており、セイルが十字に延びきった後、バーが外れて、四角に展開する。

 


キチンと展開できたかを確認するカメラ。2つ用意されている。

 


おまけ。「あかつき」のフェルトで作られたマスコット(?)

 


別アングルから

宙博2009

11時にはものすごい並び方で、1時間待ちとまで言われた「宙博2009」。

仕方がないので、ちょっと空くまで上で行われていた「大江戸骨董市」をふらふらと見て回り、江戸切り子のグラスに思わず手が伸びそうになったり、焼 き魚用の陶器を探したりと、結構面白おかしく見て回りました。

また、昼食もその辺に出ていた屋台のパン屋でメロンパンとカレーパンを買ってもぐもぐ。骨董市を見ながら食べておりました。

一通り食べ、見て、みんながお昼ご飯を食べに出てくるであろう13時に会場へ戻ってみると、さすがに列も短くなっているではないですか。

「これならそんなに待たなくても入れるか な?」

と並び、30分ほどで入場でしました。

しかし会場はそんなに大きくありません。いや、はっきり言って狭い。昨年パシフィコで行われた国際航空宇宙展なんかと比べると、面積で10分の1程 度。金額は高いのに見るところがない。いかがなモノか? って感じでした。

とりあえず、NTTファシリティーズのブースで知り合いと雑談し、ストラップをもらったりしておりました。

その後はまず、発電衛星計画であるSSPSの展示コーナーで研究の進展具合などをいろいろと質問します。とりあえず、マイクロ波で送電するところは小規模な実験では技術の確立は出来つつあります。ただし、衛星からの送電というのはまだないわけで、当面の目標は低軌道に打ち上げた実験衛星と地上に作られた受電設備との間でキチンと電力の送受信が出来るようにすることだそうです。

受電設備は高調波の発生などもありますので、それを防ぐ回路設計も必要ですが、やはり都心部には作りにくい。しかしそんなに面積を取れる土地も日本にはないので、海上、特に無人島を核として周辺に構築するのが良いかもしれない、ということでした。もちろんフロートだって有力な構築方法なんですけどね。

また、本番はやはり静止軌道に投入したい。しかも原子力発電の代替を考えるなら、寿命が30~40年にならないと、電力会社としては踏み切れないだろう、ということで、メンテナンスをどのようにするのか? というのが大きな鍵になるだろう、と。
それと、静止軌道にそれなりに大きな衛星を置くことになりますので、いろんな機能を持たせて場所を上手く確保することを考えないといけないし、他の国との関係や電波の周波数割り当ての調整などを考えると、やはり東アジアの国々で協力して開発・設置した方が良いだろうとのことでした。かなり政治的な立ち回りをうまくやらないと、技術的には何とかなったとしても実現にこぎ着けるのは難しそうです。

そしてTMTの コーナーで質問&雑談。

うーん、参加するとすると、分担金は300億円ですか。すばる望遠鏡の400億円よりは安いですが、こういうのって、ホントにそれで収まるかどうかはわからんもんなぁ。

一応、研究テーマとしては、宇宙最初期の天体の発見と、地球型惑星の直接撮影になるだろうとのこと。ま、そりゃそうだな。とりあえず、最短で2018年完成。しかし、たぶん2020年以降にファーストライトになるだろうとのことでした。

 

以上で終わり。

でも、あの内容なら来年は行かなくても良いかな…

面白くなかった…

行って来ました、「e-Learning World2009」。なんか毎月行ってるビッグサイトですが、駅を降りて、というか電車に乗っている人数が明らかに少ない…この時点でイヤな予感がしてたんですよ。

国際展示場駅からビッグサイトに向かう道はガラガラ。思わず

「今日はお休み?」

と勘ぐってしまうくらいの人通りです。行ってみると、意味が分かりました。他に全然展示会がないんですよ。
とはいえ、こんなにガラガラで良いわけはないんですが…

だいたい、今年は去年よりも出展社は減ってるし、会場の面積は小さくなってるし、目玉になりそうなネタもないし、不況だしと、良いことが全然ない中での開催ですからねぇ。せめて

「e-Learning祭」

って銘打ったセミナーだけでも盛り上がってくれれば、と思っていたのですが、不発でした。過去に聴いたことがある話の焼き直しと、重要かもしれないけど応用がきかないネタのオンパレード。参考にもなりゃしない。

ま、1年振りに会う知り合いとご飯を食べに行ったのと、2つほど新しいシステムを触れたのが、収穫と言えば収穫かな?
来年も行くかどうかは未定ってことで。

JAXAシンポジウム2009

今日は会社を定時で上がって有楽町のマリオンに入っている朝日ホールへ走ります。目的は18時半から始まる「JAXAシンポジウム2009」へ の参加です。実は、ずいぶん前に申し込んでいたのですが、そのときに返ってきているはずのメールが見あたらない…仕方がないのでWebサイトで場所を再確 認し、会場に向かいます。途中、最も会場に近いとされていた地下鉄の7番出口が封鎖されているというトラブルにも巻き込まれましたが、何とか開始5分前ま でには席に着くことが出来ました。なんか満席状態で、ものすごく人が多かったんですけどね、会場。

さて、偉い人の挨拶があり、JAXAの昨年度の活動内容がビデオで流された後、今年度の事業計画が報告されました。とは言っても大きいのは国際宇宙ステー ションの「きぼう」モジュール完成、2名の宇宙飛行士が今年度もこれから宇宙へ行くこと、そして、この宇宙ステーションへの無人補給機「HTV」の初号機 が9月11日に打ち上げられる予定になっていることくらいでしょうか。
JAXAとしての新規の衛星打ち上げは来年度までありません。今年は内閣府と防衛省が主管の情報収集衛星打ち上げくらいじゃないですかね?私が今聞いている範囲だと。

JAXAの話に戻しますと、HTV初号機は食料・衣料・船外実験装置を輸送する予定で、国際宇宙ステーションとは自動ドッキングせず、ロボットアームで掴んでもらい、ドッキングさせるという手法を採るようです。
そして既存に衛星に関しては、直近に打ち上げられた「いぶき」は5月に公開した観測データが地上のものと傾向があっていたため、おそらくデータの信頼度は 大丈夫なんだろうと判断されているそうです。今後はキャリブレーションをもう少しやり、観測精度をあげていく努力をするんだそうです。

先日、宇宙からの七夕メール送信実験を行った「きずな」は、今度は7月22日に、硫黄島から皆既日食の中継(あくまでも情報の伝送実験)をやるとのこと。

来年度以降には新しい衛星の打ち上げが予定されていて、一つはGPSを補完する準天頂衛星、そしてもう一つは金星探査機PLANET-Cです。現在、両衛星とも組み立てと試験が行われている最中で、大きな遅れはないとのことでした。

続いて第2部はトークセッション。フリーアナウンサーの草野満代さんが聞き手となり、宇宙飛行士の向井千秋氏、天文学者の中川貴雄氏とトークを行いました。
中川氏の話は、すみませんが割愛させてください。とりあえず彼が話したのは
1)天文学は「我々はどうやって生まれたのか?」「人類はひとりぼっちなのか?」を解き明かす学問である
2)日本の宇宙科学は様々な探査機や天文衛星で支えられている。特に天文衛星は現在「ひので」「あかり」「すざく」の3衛星が様々な波長で宇宙の謎を追いかけている
3)ダークマターの正体は皆目見当もつかない
4)今後は電波天文衛星「ASTRO-G」、X線天文衛星「ASTRO-H」の計画が承認されている。氏個人としては赤外線天文衛星「SPiCA」計画を策定中

というあたりです。またそのうち詳しく書くかもしれませんが、今日のところはこんなもんで。

さて、時間を少し巻き戻して向井氏の話をしましょう。
氏が室長を務める「宇宙医学生物学研究室」は2007年に出来たばかりの新しい研究室です。それまではNASDA以来、宇宙飛行士を元気に送り出して、無 事に帰ってこさせるという体調管理の部門はあったそうですが、宇宙での知見を地球での医療などに役立てようという部署はなかったそうで、それを設立したの だそうです。

この研究室の研究領域は以下の通りです。
1)生理的対策
2)精神心理支援
3)放射線被曝管理
4)軌道上医療システム
5)宇宙船内環境

1)について。地球の10倍くらいの速度で骨粗鬆症が進行するため、宇宙飛行士は地上では健康な状態でも、宇宙に行くと病気もどきになる。戻ってくると病 気もどきから健康に戻る。これを短期間で見ることができるので、これを研究すれば骨粗鬆症の解決方法が見つかるかもしれないと言います。
他にも高齢者健康管理、健康増進への活用、予防医学への応用などが考えられる分野です。

2)は精神心理面対応に応用できます。例えばストレス対策への応用、不眠対応などですね。
3)は航空機の国際路線に搭乗しているパイロットやキャビンアテンダントの健康管理に応用できます。同じ様な状況にあり、白内障の発症が職業病となっている部門でもあるそうですので。
4)なら遠隔地医療。宇宙には医者を常駐させられないので、地上から健康管理などを行う必要があります。これは医者が常駐していない離島などでも使える技術になります。
5)は、バクテリア環境の制御をどうするのか?などが対象になります。飛行士の抵抗力が落ちると、善玉菌でも悪さをしてしまうため、例えば宇宙食の研究から「食の安全・安心」などの研究が出来ます。それにより「安全な食品製造」「健康機能食、災害食」「環境に優しい容器」などの開発に繋がるでしょう。
また他にも「産業保険の充実」「長時間勤労者の健康管理」「有害環境リスクからの保護」「メンタルヘルス対策」など、閉鎖空間に起因する様々な問題への対策になるはずです。

これらを実証するため、現在宇宙に行っている若田宇宙飛行士も実験に参加しているそうで、「ビスフォスフォネート(骨粗鬆症の治療薬)で予防できるのか?」や、「軌道上遠隔医療の技術検証」などが現在進行形で行われています。
いずれにせよ、宇宙に人間を送ることは、ものすごいお金がかかるのも事実ですが、こういった地上ではなかなか出来ない状況が、我々の生活を補助するのに新 しい知見をもたらし、必ずや使った分大金は返ってくるということが、大変重要な点であることを認識しなければいけません。